2021.9.29放送
世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。昨日に続いて、イスラエルの父祖であるアブラハムについてお話しします。
アブラハムという名前は、アブは「父」、ラハムは「国民」という意味があります。この名前は神が彼に与えられた名前です。その時、神はその名前の通りアブラハムは多くの国民の父となると約束されました。
新約聖書のローマ人への手紙は、このアブラハムはすべての人の父であると教えています。それは、アブラハムがすべての人の模範であることを示しています。神を信じたアブラハムを神が義と認められたように、神を信じる人は、神は必ず義と認めてくださるというのです。今日は、このアブラハムの信仰についてお話しします。
神が義と認めてくださる信仰とはどんなものでしょうか。
聖書は「彼は、死者を生かし、無いものを有るものとして召される神を信じた」(ローマ4:17)「彼は望み得ない時に望みを抱いて信じた」(ローマ4:18)と語っています。
アブラハムはおよそ百歳になってもまだ子どもがいませんでした。自分のからだがすでに死んだも同然であること、また妻のサラの胎が死んでいることを認めてもその信仰は弱まりませんでした。アブラハムは子どもを産むことは無理であることを認めながら、神が自分たちに子どもを与えてくださり、たくさんの子孫を与えてくださると信じたのです。
アブラハムは、神はたとえ死んでいてもよみがえらせることのできるお方であり、どんな人にも子どもを与えることができるお方であると信じていたのです。そして神は、そのアブラハムを義と認めて、約束の通り子どもを与えられました。そのことは私たちのためでもありました。
聖書はこう教えてくれています。
「イエスを死者の中からよみがえらせた方を信じる私たちも、義と認められるのです。」(ローマ4:24)
私たちの身代わりとして死なれたイエスを神はよみがえらせました。このことを信じるなら、神はその人を必ず義と認めてくださいます。
(PBA制作「世の光」2021.9.29放送でのお話より)
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