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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神のわざが現れるためです / 福井 誠

2021年09月11日 | Weblog

2021/3/27放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。継続は力なり、聖書を一日一日と読み進むなら不思議にも自然に養われるものがあります。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日はヨハネの福音書9章3節から「神のわざが現れるためです」と題してメッセージをお伝えいたします。

 イエスは答えられた。「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。この人に神のわざが現れるためです。

 今週は、一人一人に向かい合われるイエスの姿を見ながら色々と教えられるところがありましたね。もしヨハネの福音書のメッセージを続けてお聞きになりたい方は、ぜひユーチューブ YouTube で 「パスターまこと」 と検索してみてください。

 聖書は断片的にではなく、また文脈や背景を収めながら読むことがとても大切ですね。それによって本当に語りかけてくださる神様に出会うことができると思います。

 さて、今日の箇所は私にとってはとても心に残ることばです。というのも、私の友人がこのことばによって信仰を持つ決心をしたからです。どうしてイエスを信じる気になったのか理由を聞くと、こうでした。「人というものは不幸な人がいれば、この人はどうしてこうなったのか、この人が悪いのか、家族に何かあったのか、と弟子たちのようにあれこれ噂をするものでしょう。まあそれが人間というものじゃないですか。しかしイエスはそうではなかったのですね。『神のわざが現れるため』・・・人間の口からは絶対にこんなことばは出てこないものじゃないでしょうか。まさにイエスが人間ではなくて救い主である証拠です。そのように気づいたから神を信じようと思いました。」というのです。

 この物語の大切な部分は、この男の肉眼の目が見えるようになったことよりも心の目が見えるようになった部分です。

 この生まれつき盲人であった男も、この世界には世の人々とは全く異なる考え方をする神がおられることを知ったのです。人は誰しもがどこかかしこ痛みを持っているものでしょう。しかしその痛みに対して「神のわざが現れる」と語ってくださる神がおられることに目を開かれたいものですね。

 では今日も良き一日となるように祈ります。

    ( PBA制作「世の光」 2021.3.27放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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