2021/3/22放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。継続は力なり、聖書を一日一日と読み進むなら不思議にも自然に養われるものがあります。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日はヨハネの福音書4章13節、14節から「いつまでも決して渇くことがない」と題してメッセージをお伝えいたします。
イエスは答えられた。「この水を飲む人はみな、また渇きます。しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」
パスターまことの聖書通読読ブログでは3月からヨハネの福音書に入っています。毎日一日一章、約三年ちょっとで聖書を全部読み終わる。是非その目標を達成したいものですね。さてここで、はたと気づかされた人もいることでしょう。マタイやマルコ、ルカが描くイエスはいつも群衆を相手にしていますが、ヨハネが描くイエスは一対一で個別に語りかけていると。ヨハネの福音書4章でサマリアの女の心に触れる対話をしているイエスが印象的ですね。
そしてイエスが語ったことは、人間の喉が渇くように心にも渇きがあるということです。心の渇き、程度は違っても誰もが経験することでしょう。そして多くの人はその渇きをお金や物で満たそうとします。いやそれは満たすというよりも紛らわすと言うべきものですねえ。しかしイエスのことばは気休めや心の紛らわしではなく、深くその心を支えるものとなると言うのです。
イエスはサマリアの女にさらに語りかけて行きます。そしてこの女は対話の中でイエスが自分のことを何から何まで知っていることに驚き、イエスが救い主であることに気づかされて行きます。そしてそれまで、こそこそ隠れるような人生を歩んでいた女の行動が変わっていくのです。実に大切な点ですね。
聖書を読み、私たちのすべてを知っておられる方がいること、またそのお方が私たちの救い主であり助けてであることを知るなら、私たちの行動も大いに変わることでしょう。その意味でも、まず神のことばである聖書に耳を傾けることが大事なのですね。
では今日も良き一日であるように祈ります。
( PBA制作「世の光」 2021.3.22放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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