2020/2/5放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。
継続は力なり。聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われていくものがあるものですね。今日も聖書を開いてまいりましょう。詩篇112篇1節から「主を恐れ、その仰せを大いに喜ぶ」と題してメッセージをお伝えいたします。
「ハレルヤ。幸いなことよ 【主】を恐れ その仰せを大いに喜ぶ人は。」
皆さんは何か恐れているものがありますか? 私は小さな頃、何となく暗い部屋が怖くて、いつも夜寝るときは電気を消すやいなや布団の中に頭をすっぽりくるまって寝た、そんな思い出がありますね。また大きくなって一時、対人恐怖症的になったこともありますね。でも本当に恐れるべきものが何かが分かれば、人はいたずらに物事を恐れなくなるものですねえ。
詩篇の作者は、主を恐れ、主のことばを喜びとする、これが人間の生き方の基本であると言います。確かにイエス様もおっしゃいました。「からだを殺しても、たましいを殺せない者たちを恐れてはいけません。むしろ、たましいもからだもゲヘナで滅ぼすことができる方を恐れなさい。」(マタイの福音書10章28節、参照ルカの福音書12章4、5節 )と。天地の支配者であり、私たちのいのちをも環境をも、あらゆるものを一手に握っておられる神以外に恐れるべきものはありません。
そしてまことの神を恐れる人はさらに大切なことを味わい知るようになります。
一つは、私たちが恐れるべき神が実は愛に満ちた方で、地上での私たちの生活も家庭も整え満たしてくださるということです。天地のあらゆるものを支配しておられるお方は、私たちのために愛をもって様々な配慮をしてくださることを味わい知るようになるのです。
私のように恐れるべき神があらゆることを配慮してくださることを味わい知るようになると、いつも平安が満ち足りた心を持って他人にも気前の良いものとなれます。どんな物事があってもデンと構えて、大きな包み込みような心で生きることができるようになるのです。悪い知らせも恐れないし、敵が現われても恐れない。あらゆる恵みを溢れるばかり与えることができる方が共におられるなら、確かにそうでしょう。誠に恐れるべき方を恐れ、平安な心を持って歩ませていただきたいものですね。
では良き一週を祈ります。
(PBA制作「世の光」2020.2.5放送でのお話より )
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