♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■とこしえに覚えておられる / 福井 誠

2020年03月11日 | Weblog

2020/1/29放送

  世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。

 継続は力なり。聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われていくものがあるものですね。今日も聖書を開いてまいりましょう。詩篇105篇8節から「とこしえに覚えておられる」と題してメッセージをお伝えいたします。

 主はご自分の契約を とこしえに覚えておられる。 命じられたみことばを 千代までも。

 この詩篇はイスラエルがバビロン捕囚から帰還した後の時代、バビロニヤから帰ってきた民に希望を与えようとして書かれたと言われています。そして先週の詩篇と同じようにこの詩篇も、神の力ではなく神の誠実さにイスラエル民の目を向けさせる意図をもって書かれたと言われています。ですからそれはアブラハムに始まる族長時代から出エジプト、古代イスラエルの長い歴史を回想し、神がイスラエルにどうであったかを語る内容となっているのです。

 詩人は言いますねえ、イスラエルの起こりはアブラハムという人からであって、神様はその人との約束をずっと覚えておられた、と。彼らの数は少なくて、寄留者であった。そして奴隷であったところから解放されて大いに民は増やされた、と。また荒野で彼らは天のマナで養われ、支えられ、それらはみなアブラハムに対する約束を神様が覚えていて約束を果たされたことだ、と。大まかに言うと大体そのような内容ですね。

 大切なのはイスラムの民はこの詩篇を用いて礼拝をささげてきたことです。そして礼拝においては、そのイスラエルの長い歴史を振り返りながら、神の誠実さを思い起こすことが中心となっていたことです。

 毎週日曜日、礼拝では讃美歌を歌う、説教を聞く、献金をささげる、一連のプログラムがあるのですが、大切なのはそのような一つ一つの営みの中で神のみわざをいろいろと想い巡らし、神が約束に誠実であったことに心から同意し、神を誇りに思い、神を賛美する、そのような時を持つことでしょう。そしてそんな神をまだ知らない方々に知ってもらいたいと思う時を持つことなのでしょうね。

 ぜひ教会へ行って礼拝の素晴らしさを味わっていただきたいところです。

 では良き一週を祈ります。

 (PBA制作「世の光」2020.1.29放送でのお話より )

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  さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。 
  
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