2020/2/17放送
世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 岩井基雄です。
第三月曜日の今日は、「人を癒し導き、招くキリスト」の姿を一緒に考えてみましょう。
私たちは多くの病を経験しますねえ。病さえ無くなればと願うのですが、病を通して教えられることも少なくありません。すべての主権を持つ神様は、病を癒すこともお出来になりますが、癒されない現実の中にも神様の恵みや招きがあることを心に留めたいと願います。
キリストがこの地上を歩まれた時代、悪しき霊が人を悩ませ病を与えることがありました。キリストは悪しき霊を追い出し、人を癒すと共にその権威を弟子たちにも与えたのです。弟子たちは時に人を癒しましたが、どうしても彼らには癒せない病気の子がいたのです。そのことをキリストに訴えたとき、キリストはこう招きました。
「その子をわたしのところに連れて来なさい。」
新約聖書 マルコの福音書9章19節
キリストは人々の不信仰さを嘆いた後、その子をご自身のみ元に連れてくるように命じました。そして両親が心からキリストに信頼することを促したのです。
彼らは叫びました。「信じます。不信仰な私をお助けください。」(24節)と。
問題を抱える中、不安を抱えたまま神様に信頼するようにとのチャレンジは私たちにも与えられているのです。どのような状況でも神様に信頼し、自分の抱える問題をキリストの元に持っていくようにあなたも招かれているのです。
キリストはその子から悪しき霊を追い出し、見事にその子を癒しました。後で弟子たちは、「なぜ自分たちにはできなかったのか」と尋ねます。するとキリストは、「この種のものは、祈りによらなければ、」(29節)と答えました。この出来事は弟子たちへの招きでもあったのです。彼には癒せなかったことを通し、弟子たちもまことの祈りを学ぶよう教えられたのです。
キリストは私たちが自分たちの何かに信頼することをやめ、神ご自身に信頼し、キリストに自らを委ね、その問題を持ってキリストご自身のもとに来るように、と招いています。キリストはあなたにも、「問題をわたしのところに持って来なさい。わたしがまことの慰めと平安とそして勝利を与える。」とあなたを招いているのです。あなたも、今通っている問題また病を抱えたまま、キリストの元に行きませんか? キリストがあなたに本当の慰めを与えるのです。
(PBA制作「世の光」 2020.2.17放送でのお話より )
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