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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■忍耐強く説く / 福井 誠

2017年01月05日 | Weblog
2017/1/5放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「忍耐強く説く」です。それでは箴言25章15節から読んでみましょう。

 「忍耐強く説けば、首領も納得する。柔らかな舌は骨を砕く。

 今日は旧約聖書の箴言を取り上げます。今までずっと一章づつ一つの書を読んできたのに急に飛んでしまったなあと思われますでしょうか。

 実は私は聖書というのは毎日コツコツ読むことが大切だと思うのです。イエス様は「神の国は畑に撒かれた種のようなもので」とおっしゃいましたが、種を撒いて夜が来て昼が来て、そうこうするうちに芽を出して成長し、実を結ぶ、そして時が来れば刈り取ることになる、と喩えられましたねえ。
 実は、習慣的に地味にやっていることというのは、私たちの品性や人格そして行動や振る舞いを形造るとても大切なことですね。しかし何でも簡単に手軽に素早くできることが求られる今のインスタント社会では、そういう地味な努力も忘れられがちです。
 そこで私は毎日、パスター(※牧師)誠の聖書一日一章という聖書通読用のブログをインターネット上に立ち上げていますが、そうしたものを毎日読みながら一週に一度はこのようにラジオを通してその進み具合に合わせてメッセージを語ることで、聖書通読の励みとなり最後まで読み続けることができるのではないかと考えました。

 前置きが長くなりましたがこの箴言、ソロモンが書いたと言われる中で、25章はソロモンの死後約200年ぐらい経ってから書かれたものが発見され、ヒゼキヤ王によって編集されて付け加えられた部分ですねえ。すべてを読むことはできませんが、一つ、心に留めたいことばは15節「忍耐強く説けば、首領も納得する。柔らかな舌は骨を砕く。」ですね。

 これは実に実際的な知恵です。長くしたたり続けるしずくが岩を削るがごとく、忍耐強く語りかけていく。即席にではなく、ゆっくりと時間をかけて物事を動かす心構えを持って語り続ければ確かに伝わっていくものがあると言いますねえ。聖書を読むことも同じです。生ける神のことばに毎日触れることで、私たちの心は内側から、見せかけではない真に力ある人と変えられていくのです。毎日、聖書を読み進んでまいりたいものですね。

(PBA制作「世の光」2017.1.5放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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