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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■悔い改めの機会 / 板倉邦雄

2017年01月04日 | Weblog
207/1/4放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「悔い改めの機会」という題でお話ししましょう。

 聖書の中で主なる神様が私たちに求めていることは二つです。神への悔い改めと信仰です。悪いと思ったら悔いて向きを変えることではないでしょうか。民数記の16章の続きです。

 さて、レビ部族のコラの主導のもとでモーセとアロンに対する謀反が起こっています。その仲間の内に、ルベン部族のダタンとアビラム兄弟がいましたね。その他にもう一人、ルベン部族のオンという人がいました。ところがこのオンという人は一回目のモーセとの談合に首謀者コラや同じ部族のダタンとアビラムと行きました。その時、オンは指導者モーセのことばを聞きました。そして悔い改めたのではないでしょうか。モーセはこう言いました。
 レビ部族の謀反人コラは私のことを分を超えていると言っているが、身分をわきまえないのはコラの方ではないのか、と諭されましてオンは身を引いたようです。ところが同じルベン部族のダタンとアビラム兄弟はモーセとアロンへの反逆をやめようとしませんでした。そこでモーセはもう一度説得しようとして二人を呼びに行かせたのです。
 ところが兄弟二人は口を揃えて言いました。「私たちは参りません。モーセさん、あなたは豊かだったエジプトの地から私たちを連れ出して、何もないこんな荒野で私たちを殺そうとしているじゃないですか。その上あなたは、私たちの上に王様のように君臨している。またあなたは牧畜と蜂蜜の取れる土地に連れて行かないし、畑やぶどう畑といった相続地を与えようともしない。」
 その伝言を聞いたモーセは激しく怒って主なる神様に祈りました。「神よ。彼らの供えものを受け入れないでください。私は彼らからロバ一頭をも取ったことはなく、彼らの家族一人も損ねたことはありませんでした。」

 モーセの怒りを買ってしまうということは悔い改めの機会をこの二人の人は逃してしまったことになります。

 聖書のことばです。
  「きょう、あなたがたがみ声を聞いたなら、荒野における試錬の日に、神にそむいた時のように、あなたがたの心を、かたくなにしてはいけない。
   ヘブル人への手紙3章7節から8節 (口語訳聖書)

  (PBA制作「世の光」2017.1.4放送でのお話より )

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