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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■星に導かれて -6 / 大嶋重徳

2017年01月10日 | Weblog
2017/1/10放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。
昨年から続きのクリスマスの物語をお話しします。

 聖書にはイエス・キリストの誕生の際に東の方からやってきて博士たちの物語が記されています。しかし彼らを持っていたのは誰もメシヤを待ち望んでいない信仰者たちの姿でした。

 恐らく博士たちはとても失望したでしょう。しかしそんな場所でも星は輝いていました。聖書にはこうあります。
 「その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。」(マタイ 2章10節)

 このことばは「大いなる喜びをひたすら喜んだ」という意味です。「喜びが爆発した」と言って良い意味のことばです。

 マタイの福音書で唯一クリスマスに「喜び」ということばが出て来るのはここだけです。実はマタイの福音書で描かれるクリスマスは暗いシーンばかりです。よくクリスマスで見かけるロマンチックな光景などどこにもなく、ヘロデ王の悪意と、2才以下の赤ちゃんが皆殺しにされるという暗く恐ろしい話ばかりです。しかし「見よ」と星の輝きを見た時、彼らに喜びの爆発が起こったのです。博士たちは、この人生を懸けた旅は無駄ではなかった、やはり救い主はこの地上に生まれたのだ、と思った時本当に嬉しかったのです。

 今日、私たちにも「この星を見よ」と聖書のことばは語ります。たとえ昨年一年間、もしこのラジオをお聴きのあなたが悲しみの中を歩いていたとしても、自分のしてきたことを誰も誉めてくれず、無駄だったんじゃないかと後悔していたとしても、この星はあなたなたの上に今日も輝くのです。またあなたがどれだけ至らないクリスチャン生活であったとしても、この星はあなたの上に輝くことをやめません。そしてこの星の輝きをもたらす神様はあなたのしてきたことをすべて目に留めて、あなたのなしたことを何一つ無駄に終わらせたりはしないのです。あなたを導く星の輝きはイエス様のもとへと連れて行くことをやめないのです。

 博士たちの心は喜びで震えました。人間の思いを越えたものが輝いている。彼らは喜びに包まれました。

 クリスマスのテーマは「喜び」です。この「喜びの爆発」があなたの人生の中にも起こる、と聖書は語ります。あなたが救い主を尋ね求め、あなたがキリストに従って歩み続けるとき、その人生は決して無駄に終わることなく喜びで満ち溢れることとなるのです。この喜びの人生をぜひ受け取っていただきたいと思います。

  ( PBA制作「世の光」2017.1.10放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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