goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■一緒に食卓につかれる/板倉邦雄

2016年03月30日 | Weblog
2016/3/30放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 板倉邦雄です。

 一緒に食卓について食事をすることは楽しい時ですし、また相手のことが分かり親しくなれるものですね。

 さて、二人のイエスのお弟子がエルサレムの都から約11km 離れたエマオという村へ行く途中でした。心の中は悲しみで一杯でした。なぜなら、イエス様こそイスラエルの国を復興してくださるお方であると信じて従って来たからです。しかし十字架刑に架けられ、三日前に死んで葬られてしまいました。でも数人の女性信徒たちが墓に言ってみると、イエス様の身体が見当たらない、と大騒ぎになっていたのです。そんな中、二人はエマオ村への旅へ出たのでした。

 二人は途々(みちみち)、ここ数日に起こった出来事を語り合い論じ合っていました。するとそこへ復活されたイエス様が旅人のような姿をして二人に近づき、二人と一緒に歩いて行かれました。しかし二人の弟子は悲しみと寂しさ、将来への心配で、心の目も肉眼も遮られていたので、イエス様を認めることができませんでした。すると復活されたイエス様の方から二人の弟子に尋ねられたのです。
 「そのお話は何のことですか?」

 二人は悲しそうな顔をして立ち止まり、一人が答えました。
 「エルサレムに泊まっていながら、都で最近起こったことを御存知ないのですか?!」
 そこで二人は途々(みちみち)話していたことを話してあげました。

 すると復活されたイエス様は、「ああ、愚かで心が鈍いため預言者たちが説いたすべてのことを信じられない者たちだ。キリストは必ずこれらの苦難を受けてその復活の栄光に入るはずではなかったのか。」と言われて、旧約聖書全体に渡りご自身について書かれた事柄を説き明かされたのです。

 そうする内に二人の弟子の目的地の村に近づいていきました。二人は強いて引き止めて言いました。「私たちと一緒にお泊まりください。もう夕暮れになって日も、はや傾いています。」

 そして一緒に食卓に着かれた時、復活のイエス様はパンを取り祝福の祈りをして割き、二人の弟子に渡しました。すると二人の目が開けて、それが復活されたイエス様だと分かったのです。 (参照 ルカの福音書 24章13~31節)

 私たちも聖書のみことばを中心として一緒に食卓を囲む所に復活のイエス様がおられる、というのが分るのですねえ。
 
 (PBA制作「世の光」2016.3.30放送でのお話より )

***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする