♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の導きの記録/羽鳥頼和

2016年03月05日 | Weblog
2016/3/5放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 イスラエルの民はエジプトを脱出した後、40年間荒野を旅しました。旧約聖書民数記33章には、彼らがどのようなところを通って行ったのか、旅の行程が記されています。今日は、エジプトからシナイ山までの行程の記録を見てみましょう。

 モーセは神に命じられて旅の行程を書き記しました。それはエジプトの脱出と旅の行程で神がしてくださった恵みを忘れずにいつまでも覚えているためでした。出エジプトの前日、神は小羊のいけにえを捧げてその血を家の玄関のかもいに塗るように命じました。そして、もしこの命令を守らないならその家族の長男は必ず死ぬ、と神は言いました。

 その日、果たして神の警告した通りになりました。神の命令に従わなかったエジプト人の長男たちが死んだのです。民数記(33章)には、その翌日のことが記されています。その翌日、エジプト人たちは悲しみの中、死んでしまった自分の子どもたちの埋葬をしなければなりませんでした。それでイスラエルはエジプトのラメセスから出発することができたのでした。民数記にはそのラメセスから彼らが宿営した場所が記録されています。ラメセスに続いて、スコテ、エタム、ピ・ハヒロテ、マラ、エリム、葦の海のほとり、シンの荒野、ドフカ、アルシュ、レフィディム、そしてシナイの荒野に宿営しました。

 その所々での出来事も記されています。まずエジプトでは神がさばきをくだされ、エジプトに大きな悲しみが起こったことが。ピ・ハヒロテでは神によって海の水が真っ二つに分かれて、イスラエルの民は海の真ん中を渡ることができたことが。エリムでは12の泉と70本のナツメヤシの木があったことが。レフィディムでは飲み水がありませんでしたが、神が岩から水を出してくださったことが。それぞれの所で神がしてくださったことが覚えられています。こうしてイスラエルは神によってシナイ山の麓に着くことができたのです。神はイスラエルの民の旅を守り導いてくださいました。同じように神は私たちの人生も守り導いてくださいます。

 明日は日曜日です。神の導かれる人生を歩むために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.3.5放送でのお話より )
 
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