2016/3/22放送
世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 原田憲夫です。
今日は
今日はキリストの弟子--アリマタヤのヨセフを紹介します。このヨセフはユダヤのアリマタヤ出身のユダヤ人で、ユダヤ人最高会議の議員の一人で、とても豊かな人でした。
ある夜、大祭司の官邸で最高会議が開かれ、異様な雰囲気の中でイエス・キリストの裁判が行われました。その結果、キリストは十字架刑という最も残酷な方法で殺されてしまったのです。しかしアリマタヤのヨセフはこれらの議員たちの計画や行動に賛成しませんでした。彼は救い主キリストを信じていたのです。そこで彼はローマから送られてきた地方総督であるポンテオ・ピラトにキリストのご遺体の下げ渡しを願い出、引き取るのです。ヨセフは岩を掘って作った自分の真新しい墓にキリストを葬ります。
この時、ヨセフは何を見ていたのでしょう。十字架にかけられた生々しいキリストのお姿です。鞭で打たれ釘で打ち抜かれた手の傷跡、槍で刺された脇腹の傷跡、そして血の跡、棘の冠による頭の傷跡、流れ落ちた血の跡。キリストは何も語りません。沈黙しています。しかしヨセフはこの沈黙の中でキリストの心に触れたのです。キリストの傷と血の跡の中にヨセフ自身の心に抱える罪の痛みや悲しみをはっきり見たのです。
聖書のことば
「キリストは・・・自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」(1ペテロ 2章24節)
そうです。十字架の傷跡と血の跡はヨセフだけではなく私やあなたの罪が処罰された跡なのです。この十字架のキリストの傷と血によって罪から来る苦しみや悲しみや重荷から解放され、新しい人生の希望の扉が開かれるのです。
あなたも今日、この十字架にかけられたキリストと向き合ってみてください。この十字架こそあなたの人生の痛みや重荷をすべて引き受けてくれる場所だということを知ってください。そして十字架を掲げるキリスト教会を一度訪ねてみてください。
( PBA制作「世の光」2016.3.22放送でのお話しより )
世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 原田憲夫です。
今日は
今日はキリストの弟子--アリマタヤのヨセフを紹介します。このヨセフはユダヤのアリマタヤ出身のユダヤ人で、ユダヤ人最高会議の議員の一人で、とても豊かな人でした。
ある夜、大祭司の官邸で最高会議が開かれ、異様な雰囲気の中でイエス・キリストの裁判が行われました。その結果、キリストは十字架刑という最も残酷な方法で殺されてしまったのです。しかしアリマタヤのヨセフはこれらの議員たちの計画や行動に賛成しませんでした。彼は救い主キリストを信じていたのです。そこで彼はローマから送られてきた地方総督であるポンテオ・ピラトにキリストのご遺体の下げ渡しを願い出、引き取るのです。ヨセフは岩を掘って作った自分の真新しい墓にキリストを葬ります。
この時、ヨセフは何を見ていたのでしょう。十字架にかけられた生々しいキリストのお姿です。鞭で打たれ釘で打ち抜かれた手の傷跡、槍で刺された脇腹の傷跡、そして血の跡、棘の冠による頭の傷跡、流れ落ちた血の跡。キリストは何も語りません。沈黙しています。しかしヨセフはこの沈黙の中でキリストの心に触れたのです。キリストの傷と血の跡の中にヨセフ自身の心に抱える罪の痛みや悲しみをはっきり見たのです。
聖書のことば
「キリストは・・・自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」(1ペテロ 2章24節)
そうです。十字架の傷跡と血の跡はヨセフだけではなく私やあなたの罪が処罰された跡なのです。この十字架のキリストの傷と血によって罪から来る苦しみや悲しみや重荷から解放され、新しい人生の希望の扉が開かれるのです。
あなたも今日、この十字架にかけられたキリストと向き合ってみてください。この十字架こそあなたの人生の痛みや重荷をすべて引き受けてくれる場所だということを知ってください。そして十字架を掲げるキリスト教会を一度訪ねてみてください。
( PBA制作「世の光」2016.3.22放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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