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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神を求めて生きよ/羽鳥頼和

2016年03月19日 | Weblog
2016/3/19放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 今日は旧約聖書アモス書の5章からお話しします。預言者アモスはイスラエルの指導者たちに言いました。
まことに主は、・・・こう仰せられる。『わたしを求めて生きよ。ベテルを求めるな。』」(アモス書 5章4節、5節)

 北王国イスラエルは悪い時代にありました。人々は不信仰になり、異教の神々をも拝んでいました。社会は不正がまかり通り、貧富の格差がひどくなり、絶えず貧しい人々への横暴な搾取が行われていました。その上、最強の軍事力を持つ外国アッシリヤが侵略してきていました。その時代に神は、「わたしを求めて生きよ」と言われたのです。

 神を求めて生きるとはどうすることでしょう。神は「ベテルを求めるな」と言われました。ベテルは金の子牛を神として祀っていた所です。ですから言い換えると、「金の子牛を拝むな。神を信じ信頼せよ。」ということになります。

 続けてアモスは預言して言いました。「神を求めて生きよ。さもないと神は火のようにあなたがたを焼き尽くす。善を求めよ。悪を求めるな。そうすればあなたがたは生き、万軍の神があなたがたと共におられる。」(参照 アモス書 5章6節、14節)

 このことばからも、神を求めて生きることについて教えられることが三つあります。

 第一に、人は神を求めて生きなければ死んでしまう、ということです。
 第二に、神を求めて生きるとは、神に信頼して悪を行わず善を行う、ということです。 第三に、神を求めて生きるなら、万軍の神が必ず共にいてくださるということです。「万軍の神」という表現は、神が世界のどこの国よりも強いこと、最強の力を持っていることを表しています。神を求めて生きるなら最強の神が共にいてくださるのです。

 神を求めて生きることは私たちにも勧められています。当時のイスラエルの国と今の私たちの国はよく似ていると思います。そのような悪い状況でも神は「わたしを求めて生きよ」と勧めておられるのです。イエス・キリストは言われます。「求めなさい。そうすれば与えられます。」(マタイ7章7節、ルカ11章9節) 神を求めましょう。私たちが神を礼拝することも神を求めることです。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会に行き、神に礼拝を捧げましょう。神は必ずあなたと共におられます

 (PBA制作「世の光」 2016.3.19放送でのお話より )
 
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