2013/9/23放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
新約聖書のヨハネの福音書9章に、イエス・キリストは道の途中で生まれつきの盲人に出会われたという記事が書かれています。多くの人々はこの盲人に対して、この状態になったのはこの人が罪を犯したせいだろうか? 両親の罪だろうか? と勝手に判断し、評価していました。しかしイエス様は「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現われるためです。」(ヨハネ 9章3節)と言われたのです。つまりイエス様の見方というのは過去に原因を探るのではなく、これからこの人の人生に神のわざが現れようとしている、そのために今があるのだ、と言うことをおっしゃった訳ですね。
私のおじは15年ほど前になりますけども天に召されました。63才でした。おじは幼少の頃、水頭症という病気を患いました。今は治療法もあるようですが当時のおじは十分な治療を受けることができませんでした。そのために知能的にはやや劣り、医者からは長く生きられないだろうと言われましたが63才まで生きました。
このおじはいつもニコニコしている人でした。おじは二十歳の頃私の父の影響で教会に来ようになり、イエス・キリストを信じました。その教会に行くこと、そして大きな声で賛美することが人生の大きな楽しみとなりました。毎週おぼつかない足で1時間ぐらいかけて教会まで通い続けました。子どもの頃はいじめられ無視され馬鹿にされたこともあったことでしょう。しかしおじはイエス様との出会いによって大きな慰めと安心を得ました。おじには能力的に優れた所はこれといってありませんでした。でも笑顔がありました。金銭的にも決して恵まれていませんでした。でも笑顔がありました。話すことも得意でなく、歌うことも得意ではありませんでした。でもすてきな笑顔がありました。人を騙すことやうそをつくこともできませんでした。人を恨むこともしませんでした。恥ずかしがり屋で照れ屋でした。そこにいつもいつも笑顔がありました。
神のわざが現わされるために、とイエス様は言われましたが、おじの生涯を振り返る時に、ああ確かにイエス様の約束はおじの生涯においても実現したんだと思います。生まれつきの盲人の生涯だけではなく私のおじの生涯においても神のわざが現わされていったと思うんですねえ。
ラジオを聴いているあなたに私はぜひ伝えたいんです。自分では分からない苦しみや悲しみの原因を過去に遡って探ろうとするのは決して懸命ではありません。辛い現実かもしれません。でも神様はその現実さえも神様のみわざを現わす道具にするのだと約束しているんです。このこと信頼し今を生きていきましょう。
(PBA制作「世の光」2013.9.23放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info が使えます。
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世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの東海地方での放送に協力してくださるキリスト教会・キリスト者の皆様の献金は、
郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会 まで
お問い合わせは、
電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内) 東海福音放送協力会 へ
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
新約聖書のヨハネの福音書9章に、イエス・キリストは道の途中で生まれつきの盲人に出会われたという記事が書かれています。多くの人々はこの盲人に対して、この状態になったのはこの人が罪を犯したせいだろうか? 両親の罪だろうか? と勝手に判断し、評価していました。しかしイエス様は「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現われるためです。」(ヨハネ 9章3節)と言われたのです。つまりイエス様の見方というのは過去に原因を探るのではなく、これからこの人の人生に神のわざが現れようとしている、そのために今があるのだ、と言うことをおっしゃった訳ですね。
私のおじは15年ほど前になりますけども天に召されました。63才でした。おじは幼少の頃、水頭症という病気を患いました。今は治療法もあるようですが当時のおじは十分な治療を受けることができませんでした。そのために知能的にはやや劣り、医者からは長く生きられないだろうと言われましたが63才まで生きました。
このおじはいつもニコニコしている人でした。おじは二十歳の頃私の父の影響で教会に来ようになり、イエス・キリストを信じました。その教会に行くこと、そして大きな声で賛美することが人生の大きな楽しみとなりました。毎週おぼつかない足で1時間ぐらいかけて教会まで通い続けました。子どもの頃はいじめられ無視され馬鹿にされたこともあったことでしょう。しかしおじはイエス様との出会いによって大きな慰めと安心を得ました。おじには能力的に優れた所はこれといってありませんでした。でも笑顔がありました。金銭的にも決して恵まれていませんでした。でも笑顔がありました。話すことも得意でなく、歌うことも得意ではありませんでした。でもすてきな笑顔がありました。人を騙すことやうそをつくこともできませんでした。人を恨むこともしませんでした。恥ずかしがり屋で照れ屋でした。そこにいつもいつも笑顔がありました。
神のわざが現わされるために、とイエス様は言われましたが、おじの生涯を振り返る時に、ああ確かにイエス様の約束はおじの生涯においても実現したんだと思います。生まれつきの盲人の生涯だけではなく私のおじの生涯においても神のわざが現わされていったと思うんですねえ。
ラジオを聴いているあなたに私はぜひ伝えたいんです。自分では分からない苦しみや悲しみの原因を過去に遡って探ろうとするのは決して懸命ではありません。辛い現実かもしれません。でも神様はその現実さえも神様のみわざを現わす道具にするのだと約束しているんです。このこと信頼し今を生きていきましょう。
(PBA制作「世の光」2013.9.23放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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