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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■そのころ、王がいなかった / 羽鳥頼和

2013年09月07日 | Weblog
2013/9/7放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとございます。羽鳥頼和です。今日の話は旧約聖書の士師記18章に出て来る出来事です。

 神様は各部族に自分に割り当てられた土地を占領するように命じました。ところがイスラエルの十二部族の一つダン部族は相続地を占領することができませんでした。それで彼らは神様の命令に背いて住むのに良い他の土地を探すことにしました。そして北の方にライシュという所を見つけ、そこを占領してしまいます。そこに住んでいた人々はそれまで平穏な生活を送っていました。しかしダン部族は自分たちがそこに住むためにその町の人々殺してしまいました。また、彼らは他の土地のレビ人を勝手に連れてきて自分たちの町の祭司としました。その上、自分たちのために神の像を造ってそれを建立したのでした。神様のことも他人のことも考えず、ただ自分たちのことしか考えず、自分が気に入ったものを何が何でも手に入れていこうとする人間の欲望に満ちた姿がそこにあります。

 この時代の人々のことを聖書は「そのころ、イスラエルには王がなく、めいめいが自分の目に正しいと見えることを行なっていた。」(士師記 17章6節、21章25節)と教えています。もし王がいればこんな自分勝手な無法社会にはならないとでも言うように、聖書は「その頃イスラエルには王がいなかった」と言います。確かに理想的な王がいれば国は正しく治められます。国は平和で人々はみんなが安心して住むことができます。そして実は神様はそのような理想的な王を遣わされたのです。それがイエス・キリストです。

 イエス・キリストは私たちを守り支え導いてくださいます。イエス・キリストは人を救い、本当の幸せを与えてくださるのです。イエス・キリストは王でありながら、人を救うために十字架にかかってくださいました。そして三日後によみがえり、今は天の神様の右の御座にいて私たちのために働いておられます。あなたもまことの王であるイエス・キリストを自分の救い主と信じてください。イエス・キリストはあなたを救い、安心で幸せな人生を与えてくださいます。

 聖書をお読みします。
 「キリストは・・・ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。」 新約聖書 ヘブル人の手紙7章25節

(PBA制作「世の光」2013.9.7放送でのお話より )
 
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