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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主が頭上に返される / 福井 誠

2013年09月19日 | Weblog
2013/9/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主が頭上に返される」です。それでは第1サムエル記25章39節から読んでみましょう。

 「私がナバルの手から受けたそしりに報復し、このしもべが悪を行なうのを引き止めてくださった主が、ほめたたえられますように。

 ダビデは次第に多くの従者を従え、やがてその数は600人となりました。彼はそうしたたくさんの必要を満たすために何かをしなくてはなりませんでした。そこでダビデはかつてナバルという人物を助けたことを思い出すのです。裕福な農夫であるナバルが近くにいる事を聞いて、自分の部下を遣わして少しの報酬を求めたのです。ところがナバルはダビデを逃亡した奴隷と呼び、相手にしませんでした。

 恩を仇で返されたダビデは、400人の部下に剣をつけさせ、ナバルどころか一家を皆殺しにするために出かけていきます。先週は執拗にいのちを狙うサウルを、神を愛するがゆえに手を下さなかったダビデの素晴らしい人柄を見ました。今週はその直後の話であるのに人間として粗暴な罪の心をそのままさらけ出しているダビデを見る思いですねえ。自制心の一かけらもなくナバルのわずかな侮辱のことばで怒り狂っているのです。結局人間というのは弱い者なのだなあと思わされるところですね。

 日々神に刻々一瞬一瞬、寄り頼んで生きることがなければ愚かな生まれつきのままの欲望に振り回されてしまう、それが人間なのですね。どんなに素晴らしい霊的な勝利、きよめられた経験をしたとしてもそれは永続的なものではなく過去のものです。私たちの勝利はその時々の勝利に過ぎないのです。一度勝利したらあとはずっと勝利のままということはあり得ません。いつでも自分の心を見張り、自分の心が守られるように祈り、神に寄り頼み、支えられていく。一歩いっぽ神と共に歩むことが必要だという訳ですね。

 幸いダビデはナバルの妻アビガイルの機転によって愚かな復讐を果たすことから守られました。ダビデは神の守りを受けたと告白しています。

 私たち人間は弱い者であり、慢心し易いものです。日々主に寄り頼んで心の品位を失わずに歩みたいものですね。

(PBA制作「世の光」2013.9.19放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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