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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■どんな罪も赦される / 羽鳥頼和

2013年09月21日 | Weblog
2013/9/21放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

 アメイジング・グレースとして知られる讃美歌を作ったジョン・ニュートンはかつて奴隷制の船長でした。彼は讃美歌の歌詞の中でそんな自分のことを人でなし、極悪人と告白しています。そんな自分のひどい罪がキリストの十字架によって赦された。その事をアメイジング・グレース「驚くべき恵み」と言っているんです。そんな彼も実は奴隷貿易についてはそれほど悪いこととは考えていなかったようです。むしろ船乗りとしての自分の不道徳な生き方を悪いことであると気づき、悔い改めたようです。

 新約聖書 コリント人への手紙第一 6章9節、10節には、
 「不道徳な生活をしている者、偶像を拝む者、姦淫する者や同性愛にふける者は、神の国を相続できません。 どろぼう、貪欲な者、酒に酔う者、人をそしる者、強盗も同様です。」(リビング・バイブル訳)とあります。

 当時のコリントの町では、このようなことが当たり前に行われていました。そしてコリントの町にある教会には、以前このようなことをしていた人たちが何人もいたようです。彼らは自分の罪に気づき、改心してイエス・キリストを自分の救い主と信じたのです。聖書はそのような人々のことを、主イエス・キリストの御名と神の御霊によって洗われ聖なる者とされ、義と認められたのです、と言っています。罪に汚れていた者は罪を洗い落とされて綺麗なものとされたのです。また罪を犯した者が無罪となっただけでなく正しい者と認められたのです。

 さてジョン・ニュートンは奴隷船の船長をやめてキリスト教会の牧師となって人々にキリストの十字架の救いを語りました。それだけではありません。ニュートンはかつて自分が関わっていた奴隷貿易を廃止する運動を応援したのです。彼は奴隷貿易は神様が忌み嫌われることであると分かったのです。ニュートンの助言を受けた国会議員ウィリアム・ウィルバーフォースの10数年にわたる懸命の努力によってイギリスの奴隷貿易は廃止されました。

 罪を赦されたジョン・ニュートンは自分の関わっていた悪に気づき、その悪を世の中からなくすことを心から願ったのです。

 イエス・キリストの十字架は人のすべての罪を赦すだけでなく、その人が罪から離れて更に正しい道に歩むことができるようにしてくれるのです。

 あなたもこの素晴らしい恵みであるイエス・キリストの十字架による救いを受け取ってください。

(PBA制作「世の光」2013.9.21放送でのお話より )
 
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