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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■祈りによらなければ / 山中直義

2013年09月17日 | Weblog
2013/9/17放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 山中直義です。私たちが抱える問題には様々な種類のものがあります。その中にはどれだけ知恵や力を増し加えてもどうしても解決することができない問題がある、聖書はそう言います。今日は「祈りによらなければ」と題してのバイブル・メッセージです。

 ある時ひとりの人が助けを求めてイエス・キリストの元にやってきました。息子が悪い霊に憑かれて長い間苦しみ続けているというのです。この霊的な問題の解決をこの父親は最初イエス・キリストの弟子たちに依頼しました。しかし弟子たちはいろいろと考えて議論はするものの、結局何もすることができなかったと言います。

 その事を知らされた時イエス・キリストは次のように嘆かれました。
 「ああ、不信仰な世だ。」(マルコ 9章19節)

 イエス・キリストが嘆かれたもの、それは弟子たちの知恵のなさや能力のなさではありませんでした。そうではなく弟子たちの信仰が欠けていたこと、神様を信頼し神様に助けを求めて心から祈るということをしなかったこと、その事をイエス・キリストは深く嘆かれたのでした。

 そしてイエス・キリストは続けてこう言われました。
 「その子をわたしのところに連れて来なさい。」(マルコ 9章19節)

 そこで人々がその子をイエス・キリストのもとに連れて行き、またその父親が心から助けを求めて叫ぶと、あのどうしようもなく絶望的に思えた問題が奇跡的に解決され、あの息子は完全に解き放たれたと言います。

 目の当たりにした弟子たちは驚いてイエス様に尋ねました。
 「どうしてでしょう。私たちにはできなかったのですが。」(マルコ 9章28節参照)

 するとイエス様は彼らにこう言われました。
 「この種のものは祈りによらなければできるものではありません。」(マルコ 9章29節参照)

 どれだけ知恵や知識を増し加え、頑張ったとしてもどうにもならない問題があります。そんな時、あなたに求められているのは、一言心を込めて神様に助けを求めることではないでしょうか。

 どうぞあなたも心を神様に向け、一言心をこめて祈ってみてください。あなたにも神様の救いの手は指し伸ばされているのです。

 (PBA制作「世の光」2013.9.17放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

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