2025/3/8放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。愛知県春日井市にあります春日井聖書教会協力牧師の水谷 潔です。
おとといから新約聖書コリント人への手紙第二 5章が記す三つの新しさをお伝えしています。今日は、最後の三つ目です。三つ目は、「新しい自分自身」です。そのことは5章の17節に書かれています。新約聖書コリント人への手紙第二 5章17節をお読みします。
「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」
「誰でもキリストにあるなら、新しく造られたものです」 そう訳されている箇所は非常にシンプルな文章です。英語に直訳するなら、“Anyone in Christ New Creature”となります。“Anyone in Christ”「キリストにある誰でも」が“New Creature”「新被造物」「あたらしく創造されたもの」。そうなります。
イエス・キリストを信じキリストのうちにあるなら誰でもが、神様によって新しく造られている作品となるのです。神様による新しい創造の業(わざ)が信じる者の中に始まるのです。
それは建築に例えるなら改築ではなく新築です。古い建物の一部を新しくするのではなく、土台から全部を建て直すことに似ています。「古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」とあるように、古い家はなくなり家全体が新しく建てられていくのです。
以前、教会の集会に元暴力団員の牧師をお呼びしてお話をしいただいたことがあります。その牧師は、満面の笑顔でこうおっしゃいました。「刺青の上に天使のような笑顔、そんなクリスチャンがいてもいいでしょう?」 その姿はまさに「百聞は一見に如かず」でした。
その牧師はイエス・キリストに出会い、過去の悪事を心から悔い改めて新しい自分となったことを確信をもって語ってくださいました。
聖書のことば通り、すべてが変えられたと考えざるを得ませんでした。イエス様を信じるなら、どこかが変わる、何かが新しくなるのではありません。イエス様は、あなたをそっくりそのまま、すべてを新しく造り変えてくださいます。
( PBA制作「世の光」 2025.3.8放送でのお話しより )
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