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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神に対して富む者となる / 羽鳥頼和

2025年06月13日 | Weblog

2025/3/14放送

 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です 。
 今週は新約聖書ルカの福音書からお話ししています。今日は、「神に対して富む者となる」と題してルカの福音書12章からお話しします。

 イエスは一つの例え話をされました。

 ある金持ちの畑が豊作になりました。すると金持ちは、「どうしよう。作物をしまっておく場所がない」と考え込み、しばらくして心の中で「そうだ、倉を壊して、もっと大きな倉を建てよう。そしてそこに穀物も財産も全部しまっておこう」と言いました。
 こうして金持ちは思いました。 「これから何年分もいっぱい物がためられた。さあこれからは休んで、食べて、飲んで、楽しもう」
 しかし、そのとき神が金持ちに言われました。 「愚か者。おまえは今夜死ななければならない」

 このように話されたイエスは、「自分のために蓄えても、神に対して富まない者はこのとおりです」と言われました。

 「神に対して富まない者」とは、この金持ちのようにたくさんの物を持っていても永遠のいのちを持っていない人のことです。
  永遠のいのちとは、いつまでも神との親しい関係をもって幸せに生きることです。

 どんなに多くの物を持っていても人は死んでしまったら何にもなりません。神に対して富む者は、神からまことのいのちを与えられて神との親しい関係をもって幸せに生きることができるのです。

 それでは、人はどうしたら永遠のいのちをもつことができるのでしょう。

 人は必ず死にます。それは罪から来る報酬が死であるからです。
 ですから生きるためには罪が赦されなければならないのです。
 
 新約聖書ヨハネの福音書3章16節にこのようにあります。
  「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」

 神のひとり子キリストが私たちの罪を負って十字架で死んでくださったことによって、神は私たちの罪を赦し、永遠のいのちを与えて下さったのです。


 ( PBA制作「世の光」 2025.3.14放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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