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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■与える幸せ /村上宣道

2011年03月14日 | Weblog
2011/3/14放送

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。

 えー、今日は3月14日、ホワイト・デーというふうに言われているんですねえ。2月14日のバレンタイン・デーにチョコレートかなんかプレゼントされた男性がお返しをする日というふうになっている訳なんですけれどねえ。まあどうしてこれをホワイト・デーと言うのとか、謂(いわ)れはあんまりはっきりしないようですけれども、なんでも今から33年前に福岡県のあるお菓子やさんが考え出したのが始まりのようなんですけれども。まあそのお返しするという日本人の義理堅さをうまくこう商業ベースに乗せたということがあるかもしれませんけど、でもあのー、気持ちを相手に伝えるプレゼントの交換・やりとりっていうのは悪くないかなあというふうに思うんですね。

 で、前に2月14日のバレンタイン・デーの時に、ちょっとお話しましたように、このバレンタイン・デーっていうのはバレンタインというそのローマの司祭がその若者たちの愛を結びつけることのために殉教した。・・・当時は富国強兵ということで若者たちの結婚を禁じた。家庭のことを気にしては強い兵隊になれないからというふうな、戦争ができないからというふうなことでね。でもそうではなくってやっぱり若者たちのその愛を結びつけていくべきだということをやったその司祭が国の方針に反するということでまあ殺されてしまって殉教した。それが2月の14日でバレンタイン・デーになったというふうなことですね。ある意味においては愛のゆえに殉教した、命を賭けた日というふうに言うことができる訳で、そのことにちなんでまあチョコレートとどういう関係があるか分かりませんけれども、いつもお世話になってますよ、ってあなたのことが好きですよ、ということをこう表すような形になって。

 しかしそれを今度はこちらもじゃあその気持ちにお返ししようというふうな意味でホワイト・デーが生まれたということですけれども。確かに貰うことはうれしいことですが、聖書の中には「受けるよりは与えるほうが幸いだ」(使徒 20章35節参照)っていうふうにイエスがおっしゃったことばがありますけれども、やっぱり貰うほうも嬉しいですけど、あげる時、何をあげようかなあって、あの人喜んでくれるかなあっていうふうな思いであげるっていうことは嬉しいことですよね。

 大体このバレンタインは自分のいのちを投げ出してその愛のために犠牲になったというふうなこと。私はイエス様が私のために十字架にかかって命を投げ出してくださった。そして与えられた愛。その愛に対してどうやってお返ししようかというふうなそういう生き方をするということ、とても大切なことではないかなあと思うんですね。

(PBA制作「世の光」2011.3.14放送でのお話しより)


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ



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