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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の霊の働き /村上宣道

2011年03月07日 | Weblog
2011/3/7放送

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。

 えー、春は風に乗ってやってくるというように言われますけども、春の風のことを春一番とかですねえ、それから東風、東の風と書いて東風(こち)と言ったりしますねえ。
  「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花」っていう有名な句がありますけども、どうして東の風と書いて「こち」って読むのかなあって思ったりするんですけども。あのー何でも辞書などによりますとねえ、小さい風という意味もあったり、氷を散らして融かす東寄りの風というふうな意味で「氷を散らす」、で「こち」、ってちょっと苦しいかなあという感じがしないでもないんですけれど。でも氷を融かしてくれる暖かい東からの風がやってくることによって春の到来を告げるっていうのは何かこういい感じがいたしますねえ。

 で、聖書の中でですねえ、神の霊の働きのことを風に表現してイエス様がおっしゃった所があるんですね。で、有名なニコデモという人との対話の中で、人は霊によって生まれ変わらなきゃいけないのだというふうにこうおっしゃって、そして風というのは霊ということばとですねえ、もともと言語的には同じなんですね。それで風というのは目には見えないんだけれども、確かにそこで木が動いたり葉っぱが動いたり、頬(ほほ)に感じたりというようなそういう事象を通して、あっ風は確かにそこに存在し働いているんだなあということが分かる。

 神の霊というのも目には見えないんだけれども、しかし「神様を信じよう」と人の心の中に働いて、そして「何が自分は間違っていたのかなあ」ということを分からせてくださって、そして自分の決心やがんばりではなくって、神の働き・霊の力によって生まれ変わることができる。神の霊によらなければ人間は本質的には自分で自分を変えることはできないのだ、というね。

 そしてああ、あの人はああいうふうに変わった、新しい生き方を始めるようになったというそういうのを見ると、あれは神様がその心の中に働いてくださったからだということが、風が木が動くことによって分かるように、神の霊がそういうことによって分かる、というように。

 私たちは自分で自分を変えられませんけども、神の霊によって変えられる。神様、私をそのように変えてください、と祈りたいですね。

(PBA制作「世の光」2011.3.7放送でのお話しより)


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ



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