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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■信仰の深呼吸

2010年10月13日 | Weblog
2010/10/13放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。 

 子育てをしていて子どもを叱ることはよくあります。 そして時々、感情的になって子どもに対して厳しすぎることばを発してしまったり、時には手を挙げてしまうことがあります。 ある子育て教室で、そんな時にはまず子どもから離れて自分を落ち着かせることが大切である、と教えていました。 そして自分を落ち着かせる方法の一つに深呼吸することが勧められていました。

 私は信仰生活においてもこの深呼吸は有効だと思います。 ペテロの手紙第一3章14節に、「脅かしを恐れたり、それによって心を動揺させたりしてはいけません。」とあります。 恐いことがあったとき実際に心を動揺させないことは、とても難しいことです。 ですから、怖がって動揺している自分を落ち着かせるために深呼吸をするといいと思うのです。

 ペテロの手紙には、続く15節に、「むしろ、心の中でキリストを主としてあがめなさい。」とあります。 ですから、心が動揺するようなことがあったとき、深呼吸しながら心の中で、「私の主なるイエス様。」とイエス様に心を向け、イエス様の助けを期待するのです。 

 この手紙を書いたペテロは、かつてイエス様を「知らない」と続けて三回も言ってしまったことがありました。 イエス様が十字架にかけられる前に、大祭司に捕えられ裁判を受けている時でした。 ペテロがイエス様を心配して、裁判をしている大祭司の家の庭の中庭に忍び込んだとき、そのペテロを見た人たちに「私はあなたが、あのイエスと一緒にいるのを見ました。あなたはイエスの弟子に違いない。」と言われて、恐ろしくなったペテロは「私はイエスなど知らない」と言ってしまったのです。

 しかしそのあと、イエス様によってペテロはもう一度イエス様の弟子としての再出発をすることができました。 ペテロはこの経験を思い出しながら、「脅かしを恐れたり、それによって心を動揺させたりしてはいけません。むしろ、心の中でキリストを主としてあがめなさい。
と語っていると思うのです。

 ペテロの手紙第一2章25節には、イエス様は「たましいの牧者であり監督者である方」と言われています。 人の魂を守り導かれるイエス様を人生の監督として崇めていくなら、どんなに困った時にもこのイエス様が守り導いてくださるのです。 

 あなたも教会に行き、このイエス様と出会ってください。 

  ( PBA制作「世の光」2010.10.13放送でのお話より )

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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