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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■その名を呼んで

2010年10月04日 | Weblog
2010/10/4放送

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。 

 えー、私、アメリカに何年か生活したことがありますが、当然習慣が違う訳ですけれども、挨拶するときですねえ、ただ「おはよう」とか「こんにちは」とか言うだけでなくって、大体こう名前を呼んでですね挨拶をするというのが習慣だったような気がするんですねえ。 しかもその名前は日本ですと「村上さん」とかですけれども、ファーストネームで「のぶみち」・・・「のぶみち」ってのは向こうの方は言いにくいので「ティモシー」「ティム」という名前で呼ばれてたんですけれども、大体「お早う、ティム(とか何々)」というふうにですね名前を呼んで、しかもファーストネームっていうのは、とてもこう親しみを感ずるそうですね。 

 で、日曜学校の先生が100人くらいくる子どもたちの名前をみんな覚えていてですねえ、「お早う、○○(誰々)」っていうふうに名前を呼んで挨拶をして迎えているその姿を見たときに、ああいいなあ、ってつくづく思いましたねえ。 やっぱりどこどこの何となく、えー、あなた、とかいうようなことよりも、名前を呼ばれると、こう嬉しい気がしますよね。 

 で、聖書の中にもですねえ、イザヤ書の40章という所なんですけれども、「目を高く上げて、だれがこれらを創造したかを見よ。この方は、その万象を数えて呼び出し、一つ一つ、その名をもって、呼ばれる。」(12節)って書いてあるんですねえ。 まさに無数、数え切れない、神の創造された一つひとつに対して神はちゃんと名前をもって呼ばれるのだ、というふうに書いてあってですね、で、イエス様ご自身も、「わたしは羊飼いのような者だ。」・・・「羊飼いはその羊をおのおのその名をもって呼ばれる」(ヨハネ福音書10章3節参照)っていうふうに書いてあるんですけれども、一つひとつ、または一匹いっぴき、みんなそれぞれですねえ違う訳ですから、その存在を尊び、その存在を価値あるものとしてですね「名をもって呼ばれる」という。

 私たちはそれぞれ一人びとりの名をもって、というのは、その人を本当に大切に思って受け入れて愛しておられるということの現れだというふうに思うんですね。 今日も神様は一人ひとりの名をもって呼んで、そして一人ひとりを顧みておってくださる。 そのことを覚えたいと思いますね。 

  ( PBA制作「世の光」2010.10.4放送でのお話しより)


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ



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