2010/10/7放送
世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブルメッセージは「 空しく感じることありませんか」です。 それでは伝道者の書 1章2節、3節から読んでみましょう。
「空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。」
今日から伝道者の書を読んでいきたいと思います。 全部で12章ですから約三ケ月の放送になるかもしれませんね。
さて、伝道者の書はイスラエルの王であったソロモンが書いたのではないかとか、いやもう少しあとの王様が書いたとか、いろいろ考えられていますが、イスラエルの知恵文学として人生について実に深く理解させてくれる書です。
「空の空。すべては空。日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。」
日の下というのは私たちの世の中のことですねえ。 つまり、この世の中では何もかもが空しいという。 実際この世でどんなに労苦してみても、その投資に見合った見返りはないではないか、という訳です。
確かに考えてみれば、どんなに自分の身を削って財を築き上げても、それを楽しめるのは一瞬で、人はそれを永遠に楽しむことはできません。 天に持ち帰ることもなく、すべてを自分の労苦を知らない者たちに譲っていかなくてはならないのです。 確かにそれは空しいことですねえ。 自分で労苦したものはすべて他人のものになるなんて、実にばかばかしいではありませんか。 しかも大器晩成型の人であれば、ようやくこれから人生を楽しもうと思ったら、もう天のお迎えがくるということです。
しかし、どうでしょうか。 私たちがそうやってこの世の世界だけで自分の人生の味わいを考えていたなら、確かに人生は空しいものでしょう。 しかし人生はこの世の一瞬の営みではなく、永遠に続いていくものであるとしたらどうでしょうか。 私たちの人生というのは、もっと息の長いものであって、この世の生活もすべてあの世に引継がれていくものであるとしたらどうでしょうか。
そうであるとすれば、自分の人生が永遠に残る価値のあるもので形造られていく、飾られていくということに心を向けていくものではないでしょうか。 食べて飲んで楽しむという一瞬の刹那的な人生から、何か永遠に残っていくものを喜び楽しみ大事にしていく、そういう方向に心を向けていくのではないでしょうか。 私たちの人生が空しくならない秘訣がそこにあるのです。
永遠の神様を覚えて、永遠の神様のもとに帰るという望みのもとに空しくはならない豊かな人生を歩みたいものです。
( PBA制作「世の光」2010.10.7放送でのお話より )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブルメッセージは「 空しく感じることありませんか」です。 それでは伝道者の書 1章2節、3節から読んでみましょう。
「空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。」
今日から伝道者の書を読んでいきたいと思います。 全部で12章ですから約三ケ月の放送になるかもしれませんね。
さて、伝道者の書はイスラエルの王であったソロモンが書いたのではないかとか、いやもう少しあとの王様が書いたとか、いろいろ考えられていますが、イスラエルの知恵文学として人生について実に深く理解させてくれる書です。
「空の空。すべては空。日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。」
日の下というのは私たちの世の中のことですねえ。 つまり、この世の中では何もかもが空しいという。 実際この世でどんなに労苦してみても、その投資に見合った見返りはないではないか、という訳です。
確かに考えてみれば、どんなに自分の身を削って財を築き上げても、それを楽しめるのは一瞬で、人はそれを永遠に楽しむことはできません。 天に持ち帰ることもなく、すべてを自分の労苦を知らない者たちに譲っていかなくてはならないのです。 確かにそれは空しいことですねえ。 自分で労苦したものはすべて他人のものになるなんて、実にばかばかしいではありませんか。 しかも大器晩成型の人であれば、ようやくこれから人生を楽しもうと思ったら、もう天のお迎えがくるということです。
しかし、どうでしょうか。 私たちがそうやってこの世の世界だけで自分の人生の味わいを考えていたなら、確かに人生は空しいものでしょう。 しかし人生はこの世の一瞬の営みではなく、永遠に続いていくものであるとしたらどうでしょうか。 私たちの人生というのは、もっと息の長いものであって、この世の生活もすべてあの世に引継がれていくものであるとしたらどうでしょうか。
そうであるとすれば、自分の人生が永遠に残る価値のあるもので形造られていく、飾られていくということに心を向けていくものではないでしょうか。 食べて飲んで楽しむという一瞬の刹那的な人生から、何か永遠に残っていくものを喜び楽しみ大事にしていく、そういう方向に心を向けていくのではないでしょうか。 私たちの人生が空しくならない秘訣がそこにあるのです。
永遠の神様を覚えて、永遠の神様のもとに帰るという望みのもとに空しくはならない豊かな人生を歩みたいものです。
( PBA制作「世の光」2010.10.7放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。