♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の国を受け入れる

2010年10月08日 | Weblog
2010/10/08 放送

 世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。 

 突然ですけれども、あなたは子どものような心を失わずに保っていらっしゃるでしょうか。

 イエス・キリストの時代には子どもという存在は大切にはされず、疎んじられることがありました。 イエス・キリストに触っていただこうとして人々が子どもたちを連れて来た時、イエスの弟子たちは彼らを叱った(マルコ 10章13節参照)、と聖書は語っています。 弟子たちの心にも、子どもを疎んじ、蔑(さげす)むような心があったのです。 

 この弟子たちに対して憤(いきどお)られたイエスは次のように語りました。 
子どもたちを、わたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。まことに、あなたがたに告げます。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに、はいることはできません。」 新約聖書マルコの福音書10章14節、15節 (、ルカの福音書18章16-17節)

 神の国は子どものような者たちのものだ、と語られています。 子どものように自分の弱さを認め、謙(へりくだ)る心を持つ者。 また子どもが親を信頼し親に心から従うような心を持って神に信頼し従う者。 神の国はそのような者たちのものだ、というのです。

 実はどんな人もこのような子どもの心を持つことができます。 高く上ることは難しくても、低く謙(へりくだ)ること、自分の弱さや小ささを神様の前に認めることはどんな人にもできるからです。 あなたはいかがでしょうか。 自分の知恵や力を誇ろうとするのではなく、神の前に自分の罪を認め謙(へりくだ)るすべての人に神の国は与えられるのです。 

 神の国とは天国のことを表すと共に、神様の支配や主権をも表すことばです。 子どもは苦しみに出会っても、親が共にいるとき、平安でいることができます。 今のあなたにどのような苦しみや悲しみがあろうとも、そのただ中で神様に信頼し、その苦しみの中で子どものように神の国、神の主権を受け入れるとき、あなたの心に豊かな豊かな平安が与えられます。 
 
 あなたも神の前に子どものように謙(へりくだ)り、神の主権を受け入れませんか。 神の愛はあなたに注がれているからです。 

 それではまた聴いてください。
 
   (PBA制作「世の光」2010.10.8放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しく
はPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。
日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。
予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。
問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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