♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■決して変わることがない

2010年10月05日 | Weblog
2010/10/5放送

 世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日も爽やかに一日を過ごしていきたいですね。 

 今日はイエス・キリストが語られたことばをまず御紹介いたしましょう。 
 「この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。」マルコ の福音書 13章31節 (ルカの福音書 21章33節)

 私たちは今、三つの終末の中に生きています。 一つはイエス・キリストが言われたように、この世界はいつか終わるという終末があるということです。 これを否定する人は誰もいませんよね。 太陽が膨張すれば地球はなくなってしまいますし、まあ地球を何個分も破壊してしまうほどの原子爆弾は全世界にたくさんある訳です。 人間の愚かさが暴走すれば、あっという間にこの世界は滅んでしまうことでしょう。

 もう一つは、この世界の終末とは別に自分のいのちの終末がある、ということです。 自分のいのちを考えると、いつかは閉じていく訳です。 平均寿命がいくら伸びたとしても必ずあなたの人生の終わりはやってきます。 よく末期の医療を終末医療と呼んだりしますね。 この世界の終末の前に、あなたの人生の終末を迎えるかもしれません。

 そしてもう一つは自分以外の親しい仲間や愛する家族などの終末です。 残念ながら、これも容赦なく、時には突然襲ってくるものです。

 ですから私たちは誰も終末の時代に生きているんですねえ。 この世界の終末、自分自身の終末、自分と関わりのある方への終末。 私たちはこの終末の時代をどう生きていったらいいのでしょう。 

 そこでイエス・キリストは私たちに非常に大切なことを言われたんです。 
 「この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。」と。
 
 先程もお話ししたように天地はいつかは滅びます。 しかし決して滅びることのないものがある。 それは頑丈な建物でもなければ制度でもありません。 イエス・キリストの語られることば、約束、これは決して滅びることがないのだと言われるのです。 これほど大きな希望はありませんよね。 終末を生きる私たちにとってイエス・キリストの語られた約束のことばは、どうしても必要なものになるんです。

 イエス・キリストは語りました。 
  「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイの福音書 11章28節)
 イエス・キリストは安息を提供しようと約束しています。

 ヨハネの3章16節には
 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
 と約束しています。 

 イエス・キリストを信じ、受け入れる生涯に与えられるものは永遠のいのちであり、心からの安息の約束なんですね。

 (PBA制作「世の光」2010.10.5放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



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