♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■聖書の信頼性 (1)/岩井基雄

2010年10月15日 | Weblog
2010/10/15放送

 世の光の時間です。 お変わりありませんか? 岩井基雄です。 

 今日からこの第三金曜日は聖書に関する学びや聖書の分りにくい表現などをゆっくりと学び進めていきたいと思います。 十分なことはできませんが、一緒に考えることができればと願っています。

 新約聖書 テモテの第二の手紙 3章15節に、
 「聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。
 とあります。
 聖書は信頼することができ、あなたに知恵を与え、信仰による救いを与えることができる、というのです。

 今日はまず聖書の信頼性について考えてみましょう。 この聖書という古い書物がなぜ信頼できるのでしょうか。 

 聖書が他の本と違う点は聖書の統一性にあります。 聖書は紀元前1500年から紀元90年の約1600年間に渡って書かれ、しかも著者は40人以上です。 それぞれ身分、職業、学識、時代、場所の違う著者たちが打ち合わせや相談をすることなしに別々に書いたのです。 しかしその内容は多くの課題に触れつつも不思議な統一があるのです。 最初から最後まで神の人類に対する救いの計画が書かれています。 そして、その救いはイエス・キリストを通してなされる、と一貫して書いてあるのです。 聖書の統一性は偶然やなれ合いでは説明できません。

 考古学者のW.F.オルブライト氏は次のように言っています。 「聖書は内容において他のすべての宗教文学を越えている。 メッセージの簡潔性と時間と場所を越えて、人類に訴える普遍性において他の文学書を遥かに越えている。」と。

 統一性という点で信頼できる聖書は今も全世界のベストセラーです。 毎年世界で年間7億冊が買われる聖書をあなたも読んでみませんか? どうぞ世の光の番組でお届けしている聖書通信講座で、ぜひ学んでみてください。 

 「聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。」 (テモテの第二の手紙 3章15節)

 来月は、写本という視点から聖書の信頼性についてもう一度考えてみましょう。 

 それではまた聴いてください。
 
   (PBA制作「世の光」2010.10.15放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しく
はPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。
日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。
予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。
問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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