♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■してはならないことをしたのに

2010年10月02日 | Weblog
2010/10/02放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。

 神様を信じていて私が一番驚かされること、それはやはり神様の赦しです。 してはならないようなことをした者をさえ神様はあわれみ、赦し、もう一度神様に従って生きることができるよう立たせてくださる。 そのことに本当に驚かされます。 

 旧約聖書創世記20章でアブラハムという人物もそんな体験をしました。 アブラハムがゲラルという地方に移り住んだ時、彼は自分の妻サラのことを「これは私の妹です。」と偽りました。 人々が美しいサラを見初め、夫である自分を殺すかもしれないと恐れたからだ、と彼は言いました。 アブラハムはそうして最愛の存在であるはずの妻を見捨て、自分だけが生き延びようとしたのでした。 そして案の定、ゲラルの王アビメレクがサラを召し入れてしまった、と聖書は言います。 アブラハムはこうして妻サラを見捨ててしまいました。

 そしてそれは同時に神様が与えてくださった約束をも踏みにじるということにもなりました。 神様はアブラハムに、彼とサラとの間に子どもが与えられること、その子どもから全世界に神様の祝福が広がっていくという約束を与えておられました。 アブラハムはここに来てその神様の約束を踏みにじり、すべてを台なしにしようとしたのです。

 それは明らかに、してはならないことでした。 ですが、それでも神様はアブラハムを憐れみ、絶体絶命の窮地から彼を救い出してくださった、と聖書は言います。 神様はサラを無傷のままアブラハムに返してくださったのです。

 してはならないようなことさえしてしまう、それが私たち人間の偽らざる姿だ、と聖書は言います。 しかし神様はそんな私たちをも憐れみ、赦し、もう一度神様に従って生きることができるよう立たせてくださる。 聖書はそう教えています。 何度失敗したとしても、神様の赦しの中でもう一度立ち上がることができるのです。 

 聖書のことば
 「あなたが赦してくださるからこそあなたは人に恐れられます。」 詩篇130篇4節


       (PBA制作「世の光」2010.10.2放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)



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