百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

日本会議兵庫総会 憲法改正パネルディスカッション 百条委員会で明らかに  

2024年07月16日 06時44分10秒 | 日記

 

 

 15日(日)、海の日。朝から雨で、午後には一事激しく降った。九州や四国、山口県では線状降水帯が発生するなど大雨になり、被害も出ている。梅雨明け前の大雨のようだが、40年余り前の長崎大水害もそうだった。ちょうど、開校したばかりの兵庫教育大学附属中1年生が学校の敷地でキャンプをしていた。長崎水害の情報が入り、夜になって兵庫県にも大雨が降り始めて緊急避難したことを思い出す。長崎では眼鏡橋が流されたほどの大雨だった。

 今日は日本会議兵庫県本部の令和6年度総会と記念パネルディスカッションが芦屋ルナホール(芦屋市)で行われた。総会では、兵庫県議会日本会議議員連盟の会長としてしてご挨拶を申しあげた。5月30日の1万人国民集会、4月12日の日本会議兵庫県地方議員連盟の設立などの憲法改正の実現に向けた国民、各界の大きなうねりを契機に、国会の改正案発議を後押しし、来るべき国民投票に備えるための意義のある総会になるようにと期待を申しあげた。

 今回は、「緊急事態と憲法を考える-南海トラフ巨大地震に如何に立ち向かうか」をテーマにパネルディスカッションが行われた。基調講演に立った河田惠昭氏(人と防災未来センター長、ニューレジリエンスフォーラム共同代表等)は、能登半島地震の事例を挙げながら、「相転移」被害を防ぎ、減じるためにも憲法に緊急事態条項を盛り込み、これに対応した体制づくりを早急に行うことが、国難に立ち向かう道だと提起された。これを受けて、コディネーターの濱口和久氏(拓殖大学地方政治行政研究所特任教授等)、森口健一氏(深江塾ふるさと歴史研究会代表)が民間の立場から、齋藤富雄氏(元兵庫県副知事、関西国際大学名誉教授)が行政経験の立場から、池端祐一朗氏(人と防災未来センター研究員、元海上自衛官等)が自衛隊の立場から、それぞれ国難的巨大災害に如何に立ち向かうかについて、現状と課題について提言、意見を発表された。森口氏は阪神淡路大震災時に地元住民として救援活動を行った経験から、齋藤氏は、災害関連の諸法律、行政が社会変化に追いついていない現状から、池端氏は、自衛官として災害救援活動に当たった経験から自衛隊が置かれている曖昧な位置づけについて、それらを解消していくためにも緊急事態条項を憲法に盛り込み、自衛隊を憲法に明記することが喫緊の課題だと訴えた。河田氏は最後に「憲法や法律を変えるだけではなく、実行体制を整え、国難に対処しなければ国は滅ぶという危機認識を共有していくことが必要だ」と締めくくった。今日は、国家の存亡に関わる緊急事態と憲法改正について考えさせられる意義深いパネルディスカッションになった。

 トランプ大統領銃撃事件は衝撃だった。犯人は即銃殺され、詳しいことは分からない。安倍元首相の銃撃事件から2年が過ぎても犯人山上被告の裁判は始まっていない。安倍元首相亡きあとの日本の政治は大きく揺らいでいる。政治家の暗殺により政治情勢が変わり、国の運命に影響が出るということを私たちは歴史を通じて知っている。情報戦、ハイブリッド戦争、サイバー攻撃といった時代になっても政治指導者の命を抹殺するという手段が使われる。そのことによって、世界の不安定、国政の混乱が生じ、結果として国民の命と生活は危ういものとなる。巨大自然災害も侵略もいつ起きてもおかしくない。しかし、日本では「起きないことにしてスルーする」傾向があると、河田氏は指摘する。日本人が今生きている時代情況について危機感を共有し、決意と覚悟をもって、当たっていかなければ独立も平和も自由も繁栄も実現することはできない。そうした思いを強くした一日だった。

 ネットで、兵庫県知事の顔を見ない日は無くなっている。今日も「自分のやるべきことは知事として日々の仕事をこなしていくこと」と、辞職を否定する発言が報じられていた。想定通りだ。また、元県民局長は自殺前に「死をもって抗議する」といったメッセージと知事がワインをねだるような会話を録音した音声データを百条委員会に提出していた、とも報じられていた。元県民局長がどのような思いで死を選んだのかを考えることができる大事な手がかりの資料だ。さまざまな情報がネットや噂に出ているが、確かな資料、証言等にもとづき、百条委員会で告発文書の内容について真相を明らかにすることこそが議会の為すべき責務だ。メディアは知事辞職、辞職に伴う知事選挙の話題を追いかけ、先走りしているかのように見える。3年前の齋藤元彦氏が候補者となった知事選挙では、「継承か刷新か」を大見出しに掲げて世論を誘導し、その背後にあった自民党と維新の会の国会議員団の政治的思惑とこれに対抗する自民党県議団との対立を内紛、分裂騒ぎとして報じる選挙報道が多くを占め、肝心の候補者の資質、能力、公約等を分析し、有権者が冷静かつ正しく判断できるような報道ではなかったような印象をもっている。今、元県民局長が「死をもって抗議する」とした告発内容が事実かそうではないのかを明らかにするための百条委員会での調査をしっかりと報じて、県民が事実を知り、県政のあり方について冷静に判断できるようにすることがメディアの大事な役割だと思う。


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自民党兵庫県連大会 メディアの関心は知事の辞職、選挙

2024年07月15日 05時35分26秒 | 日記

 

 14日(日)、朝8時過ぎ、地区のクリーンキャンペーンで、収集に回ってきた区長さんらの乗るトラックに集めていた草を積み込む。

 今日は神戸市内のホテルで、第69回自由民主党兵庫県支部連合会の大会が行われた。加東市支部から支部長(私)、幹事長、代議員、優秀党員表彰者の5人で出席した。私は大会議事で議長を務めることになっており、1時から実行委員会の打ち合わせに出席した。

 大会には来賓として兵庫県知事代理の服部副知事、久元神戸市長、尾山国民政治協会兵庫県支部長が出席し、挨拶を述べた。齋藤知事は知事就任以来初めての欠席だった。また、渡海政調会長が党本部執行部として情勢報告をし、盛山文科相、松本総務相の2閣僚が挨拶を述べた。大会の議事では、慣例で県議会議長経験者が議長として議事を進めることになっている。諸事情により、私が3年連続で議長を務めることになった。議事では、令和6年度の役員体制、活動方針、大会アピールなどが原案通り了承された。私は昨年に引き続き、選挙対策委員長に選任された。

 大会冒頭に末松信介県連会長が兵庫県政の文書問題における混乱について触れ、これまでに見たことがない景色だとし、齋藤知事には「大きな正しい決断を」と述べた。大会終了後の記者会見では、末松会長に対して、選挙で齋藤知事を推薦した自民党として、もはや支持しない、辞職を求めていくということかなどの質問に集中した。黒川幹事長は、知事選挙については、県議会の自民党議員団が団内に検討委員会を立ち上げ、順序を踏んで、県連選対委員会、党本部で決めていくルールになっており、現段階ではまだ動いていないとし、但し、状況次第では、対応を早めなければならないこともある、と述べた。末松会長は、記者の質問に答えて、「齋藤知事の政治手法、国会議員団との意思疎通等に当初とは違った形、問題が見えてきた。国会議員の中には、これから支えていくのは難しいという声がある」とも語り、推薦をした知事選の時とは今は違った認識だとした。知事選挙では、自民党県連選対委員会が金澤氏を候補者として機関決定し、党本部に上申したが、在京国会議員団が金澤氏の推薦をせず、党本部が最終的に齋藤氏を推薦し、分裂選挙となった経緯がある。当時の判断は正しかったのか、という厳しい質問があったが、知事は変わってしまった、一緒にやれない、という認識を示した。

 今、県議会は百条委員会で告発内容の真偽を明らかにすることに責任をもって当たっている。また、大きな動揺が広がる中、県職員は懸命に自らの職責を果たしていこうと立ち向かっている。齋藤知事はこうした状況の中で続投を表明し、知事としての責任を担っていくとしているが、末松会長は「担うと担えるとは違う」と答えた。

 加東に戻ったのは午後6時30分過ぎだった。ニュースで、トランプ前大統領が共和党の選挙集会中に銃撃を受けたことを知った。耳の辺りを負傷したとのことだったが、頭部に命中していたならと思うと、これまでの大統領暗殺事件の記憶がよぎった。

  


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やしろ歴史民俗研究会 百条委員会について 

2024年07月14日 06時02分11秒 | 日記

 13日(土)、涼しい朝だった。明日のクリーンキャンペーンに備えて家の周りの溝、隣の連合区駐車場の草引きなどの作業を行った。それでも汗がどっと出た。

 午後1時30分から、社公民館で「やしろ歴史民俗研究会」の学習会が行われた。昨年度から会長を務めている。はじめの挨拶の中で、県政の混乱についてふれ、議会として責任ある行動をとっていくと申しあげた。研究会では、今年度のテーマを「紫式部」に絞り、ご専門の林茂代先生(加東市在住)から連続講話をしていただいている。今日は、歌集である『紫式部集』から歌を読み解き、また、年表や家系図から紫式部の生きた時代を探るという構成だった。大河ドラマの「光る君へ」の登場人物を頭に描きながら、摂関時代の貴族の生き方や慣習などに思いを馳せた。

 今日も多くの方から県政への心配や知事への不信感などの声が寄せられた。テレビやネットに取り上げられる情報への関心は高く、知事への不信感は高まっている。今回の事態を時系列で解説している番組も、時間が経過するに従って情報が正確になってきたように思う。その中で、元県民局長が百条委員会での証言を前にして自ら死を選んだ理由についても、百条委員会に提出された申し立て書などさまざまな情報が出てきている。さらに告発者の死をもって、百条委員会を止めようとする動きがあったこともわかってきた。百条委員会での証言に意欲的だったという元県民局長が自死という道を選択するところまで追い詰められた状況があったことがわかってきた。この文書問題については、はじめから百条委員会の設置という話があったわけではなく、あくまでも内部統制、自浄作用の問題として処理しようとする県や一部の議員と、知事発言(嘘八百等)により公けとなった問題であり、議会として主体的に調査をすべきという立場の議員との間で激しい議論があった。その間に文書の内容の一部が事実であったという新たな事実が出てきて、最終的に6月議会の最終日に百条委員会の設置が本会議で可決された。最後まで百条委員会の設置を阻もうとする動きが県や議員の中にあったことは、片山副知事の動きにも見られるとおりである。今、告発者の死というあってはならない事態の中で、第3回目の百条委員会が開かれようとしている。現役の県職員、OB職員のみならず、540万の県民、全国が注目する中、百条委員会の目的である、告発文書に書かれた内容の真偽を明らかにすることをもって、兵庫県の正義を示していかなければならない。


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土地改良、保育推進団体の総会やセミナー 副知事辞職

2024年07月13日 05時56分09秒 | 日記

 

 12日(金)、雨が降る中、朝の登校見守りに立った。消防団詰所の赤色外灯のツバメの巣の子ツバメの鳴き声も次第に大きくなり、元気に成長している。

 11時から加東市上三草のやしろ国際学習塾中会議室で土地改良事業団体連合会北番支部総会が開かれ、出席してご挨拶を申しあげた。北播地域の土地改良区、国、県、市の関係者と県議会議員が出席して6年度の事業等を決定した。県の加古川流域土地改良事務所からの事業報告もなされた。

 午後4時には、明石市内で開催された東播磨保育推進連盟主催の「ほいくセミナー 歌と講演の集い」に出席した。シンガーソングライターの新谷としひこさんの歌とお話では、参加者が一緒に歌い久し振りに心と体が開放された。その後行われた保育交流会で県議会社会推進議員連盟を代表してご挨拶を申しあげた。

 2つの会でのご挨拶の中で、県政の混乱について触れ、県議会として百条委員会での調査を通して問題の真相を解明することで、県庁組織の立て直し、県政への信頼回復をめざしていくとお伝えした。連日の報道で、兵庫県政への信頼失墜は深まるばかりの中で、知事の最側近の副知事が辞職(今回は本当に)という事態になった。午後5時からの知事会見では、副知事からの辞職提案に対して、辞職を否定し、これまでと同様に、職員との信頼回復、県政の立て直しをめざすと述べた。予想通りの内容だったが、県民からは、具体的な内容もなく、空疎な言葉だけが連ねられた知事の会見に対して、不信感は深まるばかりだとの声が届いている。

 片山副知事は、山積する県政課題をいわば放り出して辞職という選択をした。それだけではなく、知事のコミュニケーション(能力)の不足を県政混乱の理由として挙げた。県職員、国会、県会などとの関係がうまくとれなかった責任は、知事のコミュ能力不足にあると言い放った。そうであったとしても、それを補い、円滑に進めていくのは誰の役割であったのか。知事に「一緒に辞めませんか」と5回も言ったが、知事は聞かなかった、という。そもそも副知事が知事に「私は辞めるので一緒に辞めよう」と言うこと自体が間違っている。「私は辞めます」だけでいい。たとえ、知事に言ったとしても、そのことを会見で言うことではない。わざわざそういうことを言うこと自体、何か不自然なものを感じる。去るのは副知事自身が決断したことだ。しかし、去り際が余りにみっともなく兵庫県のナンバー2である副知事の評価を落としたと言わざるをえない。あとは、百条委員会で自身に関わる問題について証言をすることしかない。


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加古川改修促進期成同盟会総会 片山副知事について

2024年07月12日 05時28分07秒 | 日記

 11日(木)、午後2時から小野市交流館エクラで加古川改修促進期成同盟会の令和6年度総会が開催され、出席してご挨拶を申しあげた。同盟会は、県下最長の加古川の流域6市から構成され、現在は加東市が幹事市を担当している。各市の市長、議長、国会、県会、国事務所、県民局、土木事務所から関係者が出席し、同盟会の要望活動などを協議、決定した。現在加東市では、滝野地域、大門西古瀬地域で令和7年度末完成を期して、前倒しで築堤、河道掘削工事が進められており、今後、多井田地区の工事着手を働きかける。

 総会出席後、4時頃には登庁。6月分の政務活動支出報告書を会派の担当者に提出。続いて、農政環境部の農業経営課から地元案件について説明を受けた。また、自民党県連事務局と来る14日(日)の県連大会の議事の打ち合わせを行った。

 登庁議員は少なかったが、同僚議員と情報交換を行った。元県民局長の死という衝撃の事態に、告発者が不在となった中で、百条委員会を続けることはできないとの意見が一部議員からあったと報じられていることや、知事周辺からそうした意見に呼応したかのような動きがあったやにも聞く。また、職員組合からの申し入れがあり、知事辞職かといった話やまたぞろ片山副知事が責任をとって辞職するのではなどといった情報も出回ったと聞く。

 片山副知事については、百条委員会設置の議決直前に議運委員長室で自分の辞職と引き換えに設置を止めてほしいと懇願してきたが、その時には、百条委員会の設置は議会が決めること。口出しは論外で、辞めても百条委員会に出てきて証言すればよい、と告げた。その後、自民党執行部にも辞職を漏らしたというが、何としても百条委員会の設置を阻みたいという態度だった。その理由は、職員が百条委員会に呼び出されるなどで県政がぐちゃぐちゃになるので何としても避けたい、というものだった。しかし、そもそも今回の異常な事態に至った原因の責任は誰にあるのかということを棚に上げ、百条委員会が県政を混乱させるとする自分勝手な理屈は通らない。透けて見えるのは、百条委員会が設置され、事実が明らかにされては困るので何としても阻止したいという思惑だった。片山副知事は、本会議で伊藤傑議員(自民)から、辞職と引き換えに百条委員会の設置を止めてほしいと自民執行部に申し入れたことを質問された。この行動は知事の指示ではない、自分の考えで行ったものと言い、知事もそうした指示はしていないと述べた。片山副知事は、その後の会見で、辞職はせず任期いっぱい務めるとも述べた。辞職と引き換えに百条委員会の設置を止めてほしいという行動はそれなりの覚悟をもっての話だったと話しているが、断られるとすぐに辞職の覚悟は引っ込めた。片山副知事のやるべきことは、設置された百条委員会に証人として出て、告発文書にある自身が関係する内容について、真実を語ることしかない。それが、兵庫県の副知事という重職にある者の責任であり、覚悟の示し方だと思っている。


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知事会見に思うー百条委員会で徹底究明を

2024年07月11日 05時48分11秒 | 日記

 兵庫県職員労働組合が齋藤知事に対して「もはや県民の信頼回復はのぞめない」として、辞職を申し入れた。知事に職員組合から辞職を突き付けられる異常な事態に至っても、知事は、これから職員との信頼関係を回復し、県政の立て直しをするのが自分の責任と繰り返し、辞職を否定した。

 知事は会見の中で「生まれ変わって」とも述べた。この言葉は、それまでの自分の生き方を悔い改め、新たに別の人生を歩もうとする時に用いる言葉だ。ならば、申し入れを受け止め、職を辞し、やり直すというのが普通だが、そうではなかった。「告発文書の内容は事実ではない」とする知事の考えは始めと全く変わっていないということだ。贈答品を受け取ったのは部長の判断、20メートル歩かされて怒鳴ったのは県政をよくするための部下への強い指導、片山副知事が辞職と引き換えに百条委員会の設置を止めてほしいと議運委員長だった私のところへきたのも副知事の判断等々、自身は関与していない、間違っていないの一点張りだ。告発文書は「核心的部分において事実ではない」という人事課による内部調査の結論、それに基づく懲戒処分も間違っていない、ということだ。パワハラ疑惑だけではなく、その他の告発内容、公選法違反、政治資金規正法違反等の問題もある。だから県議会は強い調査権限をもつ百条調査権をもつ委員会を設置し、その真偽を明らかにしようとしているのだ。最後まで徹底的に調査を行い、真偽を明らかにすることが、県議会としての県民への責任の取り方だ。

 県民の皆さんとの対話の中で、齋藤知事への失望感、不満、真相究明を求める声を聞いている。また、議員としての活動の中で、この異常事態の中においても県政の停滞はあってはならない。そうした思いで県職員の皆さんが日々の職務に立ち向かっていることが伝わってくる。


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元県民局長の死を悼み百条委員会で真相究明を

2024年07月10日 05時28分53秒 | 日記

 元西播磨県民局長の死は県庁のみならず、県民、社会に強い衝撃となって広がっている。今日、遺書が見つかったことから、警察も自殺と見ていると報じられている。

 遺書の内容は不明だが、奥谷百条委員長には、すでに資料も提出し、プライベートなことには触れないでほしいとの希望も伝えていたという。文書配布について人事課が元局長のパソコン内の文書やメールを調べており、そこにプライベートなものが含まれていたことを把握している。メールの相手に迷惑がかかってしまうという心配が元局長にはあったのではないだろうか。元局長が自らの死をもって何を訴えようとしたのか、何を守ろうとしたのか、それはわからないが、少なくとも告発文書がある。そこには、知事らの違法行為が列挙されている。知事はそれらを否定し、懲戒処分を下した。県政のトップである知事の違法行為が告発されるという重大事態に対して、県議会として真実を明らかにするために設けた百条委員会で、すべてを明らかにすることが議会の責任である。元県民局長は亡くなったが、彼が告発した文書はある。

 また、職員へのアンケート調査についてもさまざまな配慮をしながら実施の予定だ。「これで百条委員会の予定は白紙」という声があるやに報じられているが、百条委員会の目的は真偽を明らかにすることだ。繰り返しになるが、告発の内容が事実であるか、事実でないのかを明らかにすることが委員会の目的である。いずれにせよ、奥谷百条委員長のコメントにあった通り、アンケートや資料に基づき、証言などをもとに調査をしっかり進め、結論を出すことが百条委員会を設置した議会の責任だと考える。


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元県民局長の死 

2024年07月09日 04時58分59秒 | 日記

 8日(月)、朝の登校見守りに立った。1週間ぶりの見守りだったが、その間に立っている交差点にある消防団詰所の赤色外灯のツバメの巣で赤ちゃんが誕生していた。

 少し体調を崩していたので、加東で静かに過ごした。午前に兵庫教育大学構内の書店に注文していた本を受け取りに出たぐらいだ。あとは、自宅で6月分の政務活動費支出報告書の作成作業を行ったりした。

 午後、北野幹事長から電話が入り、元西播磨県民局長が亡くなったことを知った。自死らしく、詳しいことは分からないとのことだった。ネットには、すでに報じられていた。その後、他からも電話やメールが入り、この事態に皆、驚き、困惑していることが伝わってきた。次の百条委員会(19日)には証人として出席が予定されていた。「自死」。いったい何がどうだったのか、県政のことを思い、文書を配布して問題を提起した元幹部職員が、命を絶った。3月末から、3ヶ月余りの間、知事の「事実無根、嘘八百、告訴発言」に始まり、内部調査の結果、核心部分で事実ではないとされ懲戒処分。しかし、物品提供などの事実が明らかになり、第三者委員会の設置、さらに県議会での百条委員会の設置へと真相究明に向けての態勢が整えられてきた。これからという時だった。突然のことで、詳しい事情もまだわからない。しかし、また一人の県職員の命が失われたことの重大性に慄然とする思いだ。無念の思い、疑念、今後の対応などが頭と心の中をぐるぐると駆け廻っている。

 


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北播消防操法大会 県ソフトボール協会常任理事会

2024年07月08日 04時58分01秒 | 日記

 

 

 

 7日(日)、今日も猛暑の一日だった。午前は、三木市にある県広域防災センターで行われた北播地区消防操法大会に、午後は、明石市の生涯学習センターで行われた県ソフトボール協会の常任理事会に出席した。

 8時前に操法大会の会場に入り、加東市代表の2チーム、小型ポンプの部代表の久米分団、ポンプ車代表の社分団に対して激励の言葉を贈った。今大会はコロナなどの影響で、8年ぶりの開催となり、その間の各市町の操法大会参加への変化により、出場したのは、加東市、三木市、多可町の三支部と減っていた。開会式では出席の県議を代表して挨拶を申しあげた。どの分団も市町大会を勝ち抜き代表として本大会に出場している精鋭だけに競技では素晴らしい動作を披露した。結果、久米分団、社分団は健闘したが惜しくも準優勝だった。優勝は多可町だった。

 12時過ぎには、明石へ。まず小学生男子の全国優勝をした加古川ウィンズの表彰。続いて、令和6年度第2回の常任理事会が行われた。ハイシニア全国大会の主管の県として、その準備態勢などの検討、中学部活動の地域移行への対処、組織のあり方など多岐にわたって協議が行われた。急速に進む少子化、登録チーム数の減少などの社会変化の中で、ソフトボールの普及・振興への課題は多い。

 

 


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わかあゆ夏まつり 加東市人権啓発講演会 ガリバー企業藤井電工  

2024年07月07日 04時32分55秒 | 日記

 6日(土)、今日は、1週間ぶりに加東市内で開催された行事に出席した。

 11時から北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園(下滝野)の夏まつり「わかあゆまつり」に出席した。毎年たなばたの頃に開かれ、通所児と家族の参加で屋台や演し物で楽しい時間を過ごす。楽しみの一つは、昼食のカレーライス。今日もおいしかった。家族で来ていた教員時代の教え子とも出会うことができた。

 午後1時30分から、やしろ国際学習塾LOCホールで開催された加東市人権啓発講演会に出席した。社小、三草小、滝野南小の6年生3人の人権作文の朗読が行われ、それぞれ、児童会活動、学校に行けること、国の違い、などを通して人権について考えたことを作文に書き発表した。3人ともしっかりした考えを持ち素晴らしい朗読だった。続いて、漫画家・タレントの星野ルネさんの「アフリカ少年と考える、多様性のある社会」と題した講演が行われた。中央アフリカのカメルーン人の母親と日本人の父親を持ち、3歳までカメルーンで育ち、その後兵庫県姫路市で保育園から小、中、高と学んで、その体験をマンガにし、多様性について社会に問い続けている。肌の違い、文化の違いなどによる偏見などの体験をマンガで表現することで、読み手、聞き手にも考えるきっかけになり、奥深い問いになっていた。質疑応答では、カメルーンから日本にきて暮らすようになったお母さんのことをお尋ねした。パワフルなお母さんでお元気だとのことだった。今日は外の気温は38度を超えていた。外で活動するのが危険な気温だった。空調の効いたホールで人権を考える催しは命を守るものでもあった。地区の人権推進委員をやっている同級生や教え子とも出会うこともできた。

 行事で不在にしている間、事務所に来客があった。歴史ブログを読んで下さっているグループの方々と、兵庫教育大学附属中の教員時代の同僚の子息さんで、鹿児島からの出張の折に寄ってくれた若者だった。まだ赤ん坊だった彼が立派に成長し、わざわざ訪ねてきてくれたことに感激した。

 夜、TV「知られざるガリバーエクセレントカンパニーファイル」で加東市の藤井電工を紹介する番組が放送された。全部は視聴できなかったが、藤井社長の製品を通して、作業員の命を守る「愛」のカンパニーづくりの熱い思いが伝わってきた。Mtライナーは知らなかったので驚いた。加東市が世界に誇る地元企業だ。


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