百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

元県民局長の死を悼み百条委員会で真相究明を

2024年07月10日 05時28分53秒 | 日記

 元西播磨県民局長の死は県庁のみならず、県民、社会に強い衝撃となって広がっている。今日、遺書が見つかったことから、警察も自殺と見ていると報じられている。

 遺書の内容は不明だが、奥谷百条委員長には、すでに資料も提出し、プライベートなことには触れないでほしいとの希望も伝えていたという。文書配布について人事課が元局長のパソコン内の文書やメールを調べており、そこにプライベートなものが含まれていたことを把握している。メールの相手に迷惑がかかってしまうという心配が元局長にはあったのではないだろうか。元局長が自らの死をもって何を訴えようとしたのか、何を守ろうとしたのか、それはわからないが、少なくとも告発文書がある。そこには、知事らの違法行為が列挙されている。知事はそれらを否定し、懲戒処分を下した。県政のトップである知事の違法行為が告発されるという重大事態に対して、県議会として真実を明らかにするために設けた百条委員会で、すべてを明らかにすることが議会の責任である。元県民局長は亡くなったが、彼が告発した文書はある。

 また、職員へのアンケート調査についてもさまざまな配慮をしながら実施の予定だ。「これで百条委員会の予定は白紙」という声があるやに報じられているが、百条委員会の目的は真偽を明らかにすることだ。繰り返しになるが、告発の内容が事実であるか、事実でないのかを明らかにすることが委員会の目的である。いずれにせよ、奥谷百条委員長のコメントにあった通り、アンケートや資料に基づき、証言などをもとに調査をしっかり進め、結論を出すことが百条委員会を設置した議会の責任だと考える。

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