百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

五百籏頭眞先生を偲ぶ会 阪神淡路大震災30年の企画を前に急逝

2024年07月28日 06時14分41秒 | 日記

 

 27日(土)、午後1時から神戸大学本部の出光佐三記念六甲台講堂で、去る3月6日に急逝された五百籏頭眞先生を偲ぶ会が行われ、出席した。

 五百籏頭先生は、ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長として執務中に倒れられ、そのままお亡くなりになった。大動脈解離が原因だった。突然の報せにご家族はもちろん、関係者はみな驚き、悲しみの渕に沈んだ。それから4ヶ月余り。先生が教鞭をとられた縁りの深い神戸大学に教え子、関係者が集まり、在りし日の先生を偲び、ご冥福をお祈りした。

 式場には、井戸前兵庫県知事、久元神戸市長はじめ、国会議員、浜田県会議長、県議会議員、歴代副知事や県関係者の姿もあり、最後まで震災復興を通じて兵庫県と深い関係を持たれた先生の生前のご活躍が偲ばれた。

 式典では、在りし日の先生のお姿を記した映像、六甲学院の同窓生代表の蛭田氏、神戸大学教授の簑原氏、河田惠昭人と防災未来センター長が追悼の言葉を献げられた。河田先生は、お亡くなりになる直前まで、五百籏頭先生と来年の阪神淡路大震災30周年の企画について相談されていたことを明かされ、その急逝を惜しまれた。自ら被災された経験をもとに、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震等からの創造的復興の指導に当たられた五百籏頭先生であった。私は、占領期、戦後政治史のご研究を通して、また、防衛大学校の校長時代の国際関係に関するご講演、兵庫県立大学理事長時代に式典などの機会にお出会いしあたことがあった。今日の偲ぶ会で、あらためて先生のご生涯、ご業績、兵庫県とのご縁を知り、感謝の思いを深くした。最後に花を白菊を献げてご冥福をお祈りした。

 夜、加東市上田地区で開催された夏まつりに参加した。コロナ禍を乗り越え、今年も天神祭り、夏まつりのフェスティバルが盛大に行われ、地区の老若男女が世代を超えてグラウンドに集まり、余興や、夜店、踊りを楽しみ、夏の夜の一時を過ごす。人口減少、少子高齢化が急速に進み、地域の衰退が深刻な状況になるなか、今年も上田地区のはじけるような元気を全身で感じることができる夏まつりだった。


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