23日(火)、今日は、兵庫県山田錦主産地農業遺産推進協議会の皆さんと一緒に「山田錦の生産システム」の日本農業遺産登録申請の挨拶のために農水省、県選出衆参国会議員をお訪ねし、趣旨や取り組み、決意などを説明した。私は、兵庫県議会自民党酒米日本酒振興議連の会長として同行した。
酒米の王者「山田錦」の主産地である北播磨・六甲山北部地域の生産者、行政(県・市町)、酒造組合、民間グループなどで構成される推進協議会では、これまで山田錦の日本農業遺産登録をめざして準備を重ね、申請を行った。今後は、一次審査(書類)、現地調査、二次審査(プレゼン)ののち、令和7年1月頃に結果が発表されることになっている。今回の申請は「満を持して」の申請であり、酒米の王者山田錦の主産地として、つくりあげてきた独自の生産システムを未来につないでいくために認定をめざしたのもだ。
協議会の神澤会長(JAみのり組合長)、仲田三木市長、藤原多可町副町長、事務局の加東農林振興事務所の渡邊所長、佐藤副所長、そして私から、申請内容、地域の取り組み、意欲などをそれぞれ説明し、ご理解をいただいた。審査は専門家による外部審査となるが、誕生してから88年が経っても酒米の王者として酒造家から高い評価を受け続けている山田錦の主産地として、ぜひ日本農業遺産登録に認定されることを願うばかりだ。
昨日は新幹線が事故のために運行できず大混乱だったが、今日は始発から運行が再開され、問題なく往復できた。それにしても関東地方、東京も猛暑だった。早い列車で上京し、靖国神社に参拝した。蝉の声に包まれた境内では、自然と木陰を選んで歩いていた。日帰り上京は慣れているが、この暑さには参った。