百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

加古川改修促進期成同盟会総会 片山副知事について

2024年07月12日 05時28分07秒 | 日記

 11日(木)、午後2時から小野市交流館エクラで加古川改修促進期成同盟会の令和6年度総会が開催され、出席してご挨拶を申しあげた。同盟会は、県下最長の加古川の流域6市から構成され、現在は加東市が幹事市を担当している。各市の市長、議長、国会、県会、国事務所、県民局、土木事務所から関係者が出席し、同盟会の要望活動などを協議、決定した。現在加東市では、滝野地域、大門西古瀬地域で令和7年度末完成を期して、前倒しで築堤、河道掘削工事が進められており、今後、多井田地区の工事着手を働きかける。

 総会出席後、4時頃には登庁。6月分の政務活動支出報告書を会派の担当者に提出。続いて、農政環境部の農業経営課から地元案件について説明を受けた。また、自民党県連事務局と来る14日(日)の県連大会の議事の打ち合わせを行った。

 登庁議員は少なかったが、同僚議員と情報交換を行った。元県民局長の死という衝撃の事態に、告発者が不在となった中で、百条委員会を続けることはできないとの意見が一部議員からあったと報じられていることや、知事周辺からそうした意見に呼応したかのような動きがあったやにも聞く。また、職員組合からの申し入れがあり、知事辞職かといった話やまたぞろ片山副知事が責任をとって辞職するのではなどといった情報も出回ったと聞く。

 片山副知事については、百条委員会設置の議決直前に議運委員長室で自分の辞職と引き換えに設置を止めてほしいと懇願してきたが、その時には、百条委員会の設置は議会が決めること。口出しは論外で、辞めても百条委員会に出てきて証言すればよい、と告げた。その後、自民党執行部にも辞職を漏らしたというが、何としても百条委員会の設置を阻みたいという態度だった。その理由は、職員が百条委員会に呼び出されるなどで県政がぐちゃぐちゃになるので何としても避けたい、というものだった。しかし、そもそも今回の異常な事態に至った原因の責任は誰にあるのかということを棚に上げ、百条委員会が県政を混乱させるとする自分勝手な理屈は通らない。透けて見えるのは、百条委員会が設置され、事実が明らかにされては困るので何としても阻止したいという思惑だった。片山副知事は、本会議で伊藤傑議員(自民)から、辞職と引き換えに百条委員会の設置を止めてほしいと自民執行部に申し入れたことを質問された。この行動は知事の指示ではない、自分の考えで行ったものと言い、知事もそうした指示はしていないと述べた。片山副知事は、その後の会見で、辞職はせず任期いっぱい務めるとも述べた。辞職と引き換えに百条委員会の設置を止めてほしいという行動はそれなりの覚悟をもっての話だったと話しているが、断られるとすぐに辞職の覚悟は引っ込めた。片山副知事のやるべきことは、設置された百条委員会に証人として出て、告発文書にある自身が関係する内容について、真実を語ることしかない。それが、兵庫県の副知事という重職にある者の責任であり、覚悟の示し方だと思っている。


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