6日(土)、今日は、1週間ぶりに加東市内で開催された行事に出席した。
11時から北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園(下滝野)の夏まつり「わかあゆまつり」に出席した。毎年たなばたの頃に開かれ、通所児と家族の参加で屋台や演し物で楽しい時間を過ごす。楽しみの一つは、昼食のカレーライス。今日もおいしかった。家族で来ていた教員時代の教え子とも出会うことができた。
午後1時30分から、やしろ国際学習塾LOCホールで開催された加東市人権啓発講演会に出席した。社小、三草小、滝野南小の6年生3人の人権作文の朗読が行われ、それぞれ、児童会活動、学校に行けること、国の違い、などを通して人権について考えたことを作文に書き発表した。3人ともしっかりした考えを持ち素晴らしい朗読だった。続いて、漫画家・タレントの星野ルネさんの「アフリカ少年と考える、多様性のある社会」と題した講演が行われた。中央アフリカのカメルーン人の母親と日本人の父親を持ち、3歳までカメルーンで育ち、その後兵庫県姫路市で保育園から小、中、高と学んで、その体験をマンガにし、多様性について社会に問い続けている。肌の違い、文化の違いなどによる偏見などの体験をマンガで表現することで、読み手、聞き手にも考えるきっかけになり、奥深い問いになっていた。質疑応答では、カメルーンから日本にきて暮らすようになったお母さんのことをお尋ねした。パワフルなお母さんでお元気だとのことだった。今日は外の気温は38度を超えていた。外で活動するのが危険な気温だった。空調の効いたホールで人権を考える催しは命を守るものでもあった。地区の人権推進委員をやっている同級生や教え子とも出会うこともできた。
行事で不在にしている間、事務所に来客があった。歴史ブログを読んで下さっているグループの方々と、兵庫教育大学附属中の教員時代の同僚の子息さんで、鹿児島からの出張の折に寄ってくれた若者だった。まだ赤ん坊だった彼が立派に成長し、わざわざ訪ねてきてくれたことに感激した。
夜、TV「知られざるガリバーエクセレントカンパニーファイル」で加東市の藤井電工を紹介する番組が放送された。全部は視聴できなかったが、藤井社長の製品を通して、作業員の命を守る「愛」のカンパニーづくりの熱い思いが伝わってきた。Mtライナーは知らなかったので驚いた。加東市が世界に誇る地元企業だ。