百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

自民党新春の集いで金美齢さんが講演

2010年02月10日 05時57分18秒 | インポート

 9日、神戸ポートピアホテルで兵庫県政を支える各種友好団体との新春のつどいが開催された。出席者が予想を上回る600余人もあり、会場を大きな部屋に変更しての開催だったが、それでも席が足りないほどの盛況だった。

 末松信介兵庫県連会長(参議院議員)の挨拶のあと、講師の金美齢が約1時間講演を行った。金さんはテレビでもおなじみの保守派論客であり、「正論」1月号に日本への帰化についての手記を発表し話題となった。

 講演は、日本は大きい国である、という話から始まった。兵庫県但馬地方への講演旅行の経験から兵庫県は日本の縮図、そして広く大きな県だと認識したとのエピソードを語りながら、日本人自身が日本という国について、「小さな国」という認識を持っているのは間違いであり、日本は大きな国であり、経済的にも豊かな国であり、安定した安心な国であり、その日本に生まれた幸せ、生きる幸せをもっと、もっと理解しなければならない。そして、そうした正しい認識を持たせるのが、リーダーである政治家、教育者、大人の役割であり、保守の原点もまさにここにあると強調された。

 続いて、鈍感な総理大臣である鳩山首相、外国人参政権問題等について民主党、現政権批判を展開しながら、台湾では勤勉、公徳心、向上心、名や和を重んじるといった日本の伝統精神を「日本精神」とよんで大切にしていることを話された。さらに自民党への支持率が一向に上がって来ない理由について、自民党自身の総選挙前の体たらくやマスメディアの偏った報道姿勢への批判も話された。

 あっという間の60分だった。講演のはじめと終わりに壇上で日の丸に向かって深々と礼をされる金さんの姿が印象的だった。


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