王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

30日 住友化学、「危機レベル」過去最悪の赤字見通し 人員4千人削減へ

2024-05-01 09:12:53 | ビジネス
驚きました!
住友化学について専門的な知識を持ち合わせているわけではありませんが、名前からして石油プラントへの投資が上手く行ってないのかと思いました。
それも一部あるようですが、別紙の情報と合わせると医薬品事業の子会社「住ファーマ」の基幹製品の売り上げが想定を下回り、子宮筋腫・子宮内膜症治療薬の特許権の一部など医薬品関連で約1808億円の減損損失を計上することが響いた様です。加えて驚くことは2024年3月決算までの「3度下方修正をした」そうですから、経営陣の真剣度が疑われます。
その結果「4000人の人員削減」とさらりと書いてあります。⤵ ⤵
まあ、労働組合なんて有っても無い様な軽い発言に見えました」。
「V字回復が最優先の課題」岩田社長は発言されたそうですが、何だか夢のような話に聞こえました。ついでながらもう一つの赤字部門はサウジの「アラムコ」との合弁会社の様です。これもなかなか難しそうに見えます。
今期の中間決算で何かが判りそうです。

写真:住友化学の現状や成長戦略などについて説明する岩田圭一社長=2024年4月30日午前10時3分、東京都中央区、相場郁朗撮影 


朝日新聞デジタル:
 住友化学が「危機」に直面している。30日発表した2024年3月期(国際会計基準)の純損失見通しは過去最悪の3120億円。再建に向けて4千人の人員削減を進め、不振の子会社に対する出資比率の引き下げを検討する。いまの十倉雅和会長を含む2人の経団連トップを輩出した同社だが、抜本的な立て直しを迫られている。
 「極めて大幅な赤字」「危機レベルの数値」。30日に開いた経営戦略説明会で、同社の岩田圭一社長は、切迫感をあらわにした。
 同社はこの日、24年3月期の純損失は2月時点に予想した2450億円から3120億円に膨らむ見通しになった、と発表した。
(引用終わり)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 30日 大谷翔平2安打1打点 ... | トップ | 1日 日経平均 反落 321... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ビジネス」カテゴリの最新記事