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9日 AMIが新競技ブレイキンで金メダル!花の都で魂のダンス 初代女王に輝き「実感なくてフワフワです」

2024-08-10 06:50:10 | パリ五輪
ブレイキンという競技は「20年12月のIOC理事会で、大会組織委員会の提案を受けた追加競技としてパリでの初採用が決まった」事は知っていました。その説明の一部に 「1970年代の米ニューヨーク発祥とされるヒップホップ文化に根ざしているとされる」と有りましたからアフリカ系の米国人が圧倒的に強うのだろうと勝手に思っていました。
ところが;
【◇パリ五輪第15日 ブレイキン(2024年8月9日 コンコルド広場)
パリ五輪唯一の新競技ブレイキンは女子決勝が行われ、湯浅亜実(25=ダンサー名・AMI)がリトアニアのドミニカ・バネビッチ(17=ダンサー名・NICKA)を下して金メダルを獲得した】 と日本の女性が金メダルですから驚きました。おめでとうございます。

写真:<パリ五輪 ブレイキン女子>金メダルの湯浅亜実(左から2人目)(撮影・小海途 良幹) 

スポニチアネックス:
 ◇パリ五輪第15日 ブレイキン(2024年8月9日 コンコルド広場)

 パリ五輪唯一の新競技ブレイキンは女子決勝が行われ、湯浅亜実(25=ダンサー名・AMI)がリトアニアのドミニカ・バネビッチ(17=ダンサー名・NICKA)を下して金メダルを獲得した。

 AMIは1次リーグ3連勝で決勝トーナメント進出を決めると、準々決勝ではホームの大声援を受けたフランスのSYSSYと対戦。華麗なフットワークで会場の心をつかむと、緩急を織り交ぜた完成度の高いダンスで審判の評価を引き出した。完成度を示す項目で相手を圧倒。実力を示し、危なげなく準決勝に駒を進めた。

 準決勝では福島あゆみ(41=ダンサー名・AYUMI)を準々決勝で下し勝ち上がってきたオランダのINDIAと激突。高低と強弱を使い分けたムーブで会場を沸かせた。判定は僅差となったが完成度や音楽性が高く評価され、決勝進出を決めた。

 決勝では昨年の世界選手権女王NICKAと対戦。この日6試合目ながらキレのある動きを披露した。流れるようなフットワークから音楽に合わせたフリーズ。様々なバリエーションを披露し、最大のライバルを押し切った。

 カルチャーのブレイキンを愛する。20年12月に五輪採用が決まった際は「スポーツという大きなものにブレイキンが押しつぶされるんじゃないか」と喜びをよりも不安が大きかった。五輪を目指すことを決断したのは、信頼する恩師・石川勝之さん(ダンサー名・KATSU ONE)の存在があったからだ。カルチャーを誰よりも愛する大先輩が「カルチャーを知る人材がスポーツにも関わらないといけない」との使命から日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス部部長に就任して奔走する姿に感銘。「私も挑戦しよう」と決意を固めた。

 従来は「出たい大会に出る」のが業界の常識だったが、五輪出場権獲得には予選レースに出ることが不可欠。重圧のかかる大会が続き「プレッシャーに耐えられず、ダンスがつまらなくなった」と落ち込んだ。ベスト16で敗退した昨年9月世界選手権後は本気で引退も考えたが、石川さんら周囲の支えもあり踏みとどまった。気持ちを切り替えて臨んだ5、6月の五輪予選シリーズで1位となりパリ切符を獲得。重圧から解放され「五輪を全力で楽しみたい。勝ち負けがすべてじゃないが、たくさん踊れるように目の前の相手を全力で倒したい。コンコルド広場を盛り上げたい」と意気込んでいた。

 快挙を達成した後は「準決勝で決勝にやる予定のムーブをやっていて、決勝は楽しもうと。相手はNICKAだったし一緒のチームでもあるので、思い切っていこうと思ってやりました。あんまりまだ実感できていない。本当なら泣きたいくらいうれしいが、実感できていなくてフワフワです」と喜びを語った。 
(引用終わり)
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