今朝も「中国による”福島原発の処理水放出”を理由に日本の海産物が輸入禁止」になりはや一ヶ月過ぎ、北海道のホタテが千トン単位で国内の冷凍庫に山積となり生産者が悲鳴を上げているとの記事を見ました。「大量の商品を一か国に限り輸出に頼るのは本当に怖いな」と他人事ながら先行きが心配です。
さてそんな思いを抱きながらネットを見てましたら、表題の「完全受注漁」をやる漁師さんの記事を目にしました。
参考記事は動画で紹介されています。動画をコピペする技術が無いので。ネットからその漁師さん富永邦彦さん夫妻の写真を探し載せました。
「ビジネス」と呼ぶほど確立した商法では無く、注文主は東村山市の寿司(すし)店、大将は田中清英さん。タブレット端末に予算を入力。魚の種類を指定することができますが、大将は「おまかせ」で注文します。種類は様々ですが、タイが届くこともあるそうです。
その仕入れ先の一つが岡山県の漁船、邦美丸です。漁師は富永邦彦さん。
どちらが考案したか判りませんが、すし店は「中間を通さないので早くて安い。捕り手の顔が見える」、撮る側の漁師は「出漁時間が半分になり売り上げは2倍、注文外の漁獲はリリース(で資源保護)。家族との時間も生まれた」と「売って良し、買って良し、世間良し」の商いの見本見たいです。対象の話では仕入れ先の一つとして富永邦彦さんを上げていますから他にも同様の漁師さんが居るようです。
どちらが考案したか判りませんが、すし店は「中間を通さないので早くて安い。捕り手の顔が見える」、撮る側の漁師は「出漁時間が半分になり売り上げは2倍、注文外の漁獲はリリース(で資源保護)。家族との時間も生まれた」と「売って良し、買って良し、世間良し」の商いの見本見たいです。対象の話では仕入れ先の一つとして富永邦彦さんを上げていますから他にも同様の漁師さんが居るようです。
EUでは船ごとに漁獲割り当てをし「資源保護と漁師の働き方改革併せて収入の安定」を図っている国が有る様ですから、そうなる迄の一つの方法として定着すると良いですね! 頑張って下さい。
写真:完全受注量の漁師さん(ネットから)
テレ朝News:
岡山県の漁師が、「受注分しか魚をとらない」という新たな漁法に取り組んでいます。売り上げが増えたほか、操業時間も短くなり、家族と過ごす時間も生まれました。
■漁師から直接仕入れ「アピールポイントになる」
東京・東村山市の寿司(すし)店。大将が握っているのは、脂がのった中トロ、高級魚のクエ、そしてマダイの寿司です。通常1貫1000円してもおかしくないクエが、こちらでは440円で提供されています。
大将は市場を通さず直接、漁師から仕入れています。
ダイヤ寿司 大将 田中清英さん:「中間手数料が少ないので、割安になると思います。(水揚げしてから)一晩で来るので、普通の市場経由よりコンディションがいいです」
その仕入れ先の一つが岡山県の漁船、邦美丸です。タブレット端末に予算を入力。魚の種類を指定することができますが、大将は「おまかせ」で注文します。種類は様々ですが、タイが届くこともあるといいます。
田中さん:「タイは間違いないという感じで、身が引き締まっておいしいタイが送ってもらえる。普通に市場から仕入れるのとは違って、どこの誰がどういう漁をしているのか分かる。お客さんにオススメする時もアピールポイントになる」
■「完全受注漁」売上2倍に…漁の時間は半分以下
この邦美丸の漁師・富永邦彦さんは、少し変わった漁の仕方をします。
富永さん:「(Q.とった魚を海に?)注文以上にとれたお魚はリリースします」
SNSなどで事前に注文された分だけ魚をとる「完全受注漁」。注文されていない魚は海へ戻します。
富永さん:「年々、水揚げが減っているのを肌で感じているので、これから水産資源を守りながら持続可能な漁業にしていくには、必要以上にとらない方法かな」
この「完全受注漁」を始めてから、とる魚の量は半分以下になったということですが、売り上げは2倍になったそうです。
買い手と直接取引ができるため、変動する市場価格の影響を受けず、安定した価格で売ることができるといいます。
また、通常、漁にかかる時間は14時間ほどでしたが、こちらも半分以下にまで減らすことができました。
小学6年生 富永竜空くん:「(Q.お父さんはどう?)公園に連れていってくれる。楽しい」
富永さん:「漁業界って働く環境が厳しくて、夢がない、もうからない事業だが、こういう活動を通して漁業の世界も夢ある職業にしていきたい」
(「グッド!モーニング」2023年9月22日放送分より)
(引用終わり)
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