Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

米大統領選集会にての発砲事件に関する雑感

2024-07-14 22:29:16 | 国際・政治
「大丈夫だよ。大した事じゃないから」衝撃の事態直後、集まった支持者多数に挙手をして去る トランプ前米大統領の後ろ姿は、そう語っている様に見えた。

といえど、同氏の有力支持地・ペンシルベニア州の遊説先を襲った発砲事件は、遺憾にも参加者に犠牲を生じ、トランプ前米大統領自身も 右耳をメインに相当な負傷となった様だ。まずは犠牲者への弔意と、トランプ氏への一言のお見舞いを表したい。

米合衆国は今、一つの分断の危機に見舞われているとの指摘も聞く。同国の二大政党、民主・共和の両党ともそれなりの問題を抱え、有権者サイドからも賛否や批判もあろうが、それにしても一方の主張を銃刀などの暴力で封じんとする様な挙が許されるはずがない。発砲の容疑者は、シークレット・サーヴィスと呼ばれる警護団により掃討された由だが、事件の動機などにつき 詳しい調べと追及がされる事を望みたいものだ。

この件については 当然ながら各国元首クラスからの トランプ前米大統領へのお見舞いを兼ねた表明などが寄せられている。我国与野党の国会議員らも又 同様と聞く。この辺りにつき、今日の産経新聞ネット記事を引用して みて参る事に。

「茂木敏充氏『トランプ氏こそタフ』泉 健太氏『無事で』与野党幹部が銃撃非難 安倍氏想起も」

米共和党の トランプ前大統領が 11月の大統領選に向けた選挙集会で銃撃され負傷した事件を受けて、(我国)与野党の国会議員も 7/14、X (旧ツィッター)で トランプ氏の身を案じるとともに 容疑者が及んだ凶行を厳しく非難した。2022=令和 4年 7月に、参院選応援演説中に凶弾に斃れた 安倍晋三元首相の銃撃事件を振り返る投稿も相次いだ。

民主政治に対する破壊行為

自民党の 茂木敏充党幹事長は「いかなる事情があっても、暴力に訴えることは決して許されません。強く非難します」とした上で、トランプ氏と自身のエピソードを挙げて「私はかつて、日米貿易交渉で トランプ氏からタフだと言われたことがあります。今回の銃撃事件の様子を見て、トランプ氏こそタフだと感じます」と強調した。

立憲民主党の 泉 健太党代表は「重大な事態。どうか無事でありますように」と トランプ氏を気遣い、枝野幸男前党代表は「誰に対するものでも、こうした暴力は 民主政治全体に対する破壊行為です。政治的立場を超えて、怯(ひる)ことなく立ち向かいます」と書き込んだ。

日本維新の会の 音喜多 俊党政務調査会長は トランプ氏について「ご無事のようで何よりです」とした上で「演説会場における安全確保も ますます喫緊の課題になります」と指摘した。同党の 梅村みずほ参院議員も「またもこのような暴挙。なんとしても許されない」と強調した。

国民民主党の 玉木雄一郎党代表は英文で「われわれの民主主義に暴力の余地はない。トランプ氏の早期回復を祈っています」と書き込んだ。無所属の 松原 仁衆院議員も「トランプ氏集会へのテロ行為。民主主義への極めて凶悪な挑戦であり 許しがたい。その野蛮な行為と政治的たくらみを最大限非難する」と強調した。

安倍氏の事件を思い出した

今月 8日に三回忌を終えた 安倍(晋三)氏に対する言及も目立った。

自民党の 高木 啓衆院議員は トランプ氏の銃撃事件について「安倍氏の三回忌も終わったばかりで、国際社会の混乱を象徴するかのような出来事に なんともやりきれない思いがします。トランプ氏の早期ご快癒(かいゆ)を願ってやみません」とした。

自民の 英利(えり)アルフィヤ衆院議員も「安倍氏の暗殺、選挙中のさまざまな妨害など、わが国での選挙の安全性やあり方も問われる中、暴力に屈せず民主主義を守っていく姿勢が重要です」と訴えた。

維新の 池下 卓衆院議員も「安倍氏の狙撃事件を思い出してしまいました。(政治家に対するいやがらせも)事が大きくなると 今回のような事件にもなりかねません」と警鐘を鳴らした。(引用ここまで)

当然かもだが 今回事件の第一報に接した時、拙者も安倍元総理の遭難を想起した一人。同氏にも 改めての弔意を表し、特に外交安保の分野などで 確と同氏の遺志が継がれる事を切に望む者だ。

又、人物的にも良き交流を持ったとされる トランプ前米大統領が 未遂とはいえ同様の事件に遭われた事を重く受け止め、早い回復と共に 政治思想面での立ち位置差があれど、その政見が暴力で封じられる事など断じて認められない事を 繰り返し主張せんとする者だ。

日米両国もだが、今後は世界レベルで 選挙活動向けの警護のあり方が見直される機運が強まるとの指摘も聞く。安倍元総理の様な犠牲、トランプ前米大統領の様な被害を再発させぬ為にも 法整備やその見直しを含め、適切な警護を可能とする色んな努力を引き続き願いたいもの。又 我国では有権者となる我々も、選挙演説会などで 有事にどう対処すべきかを普段から一考しておいた方がとも思う者だ。

今回画像も振り返り恐縮。当地名古屋の直ぐ北郊、清須市内を西日本へと向かう JR東海道・山陽新幹線の人気試験列車「ドクター・イエロー」の模様を。間もなく引退局面とかで、既に撮影困難となったこの地点での捕捉は 今は良き記憶。
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