コナサン、ミンバンワ!昨日は、10月第二月曜日となった「体育の日」そして、141回目の「鉄道記念日」でもあった。この連休中は、概ね晴天に恵まれ、三重・鈴鹿にて開催の自動車レース「F-1日本GP」も、強豪レッドブルの完勝と、老舗ロータスの大健闘などで無事閉幕となった様だ。来年こそは、空白中の邦人レーサーの復帰を期待したいし、再来年よりの、ホンダ復帰へ向け、良い繋がりをつけたい所である。
話は変わり、今季のプロ野球シーズンも終盤に入り、CS戦とそれに続く日本シリーズへと関心が移っている様である。遺憾ながら、当地の中日ドラゴンズはBクラス4位に終わり、日本一に輝く可能性あるCS戦に絡む事はできなかった。昨年よりチームを指揮した、高木守道さんの執行部は今年まで。つい先日、かつて横浜ベイ・スターズに在籍した谷繁元信捕手の、現役を守りながらの監督就任と、一昨年までの監督、落合博満さんの同球団としては初のゼネラル・マネジャー(以後GMと略す)就任が明らかにされた。谷繁捕手は来年、連続試合出場記録がかかっている由で、その為もあって、当面は現役続行を望まれたのだろう。現役を守っての監督、プレイング・マネジャーの立場の大変さは、東京ヤクルト・スワローズで同じ立場だった古田敦也さんも語られている様だが、応援の立場よりも、とに角無理のない様両方のポジションを上手く立て、それぞれを進めて頂きたいものだ。
その難しさもあって、初のGMが置かれる事となったのだろうが、落合さんのご就任は、まあ順当な所だろうか。複数回のリーグ優勝と、俺が知る限り一度は日本一を極めたその力量を、球団も谷繁新監督も認めたと言う事だろう。可能性ある若手の登用、無理な世代交代を避け、ベテランでも底力のある選手は、一線に出られる機会を与える。落合~谷繁ラインなら、その辺りの事共も概ね適切に判断し、対応して下さる様な気がする所だ。
勿論、初めから多くを期待してはいけないのも事実。今季までの高木執行部の良かった所と反省点も検証し、これからに役立てて頂きたい気もする所。とに角「全員野球」の原点と初心に立ち返る事が、一度は沈んだチームを再び浮上させる鍵であるのかも知れない。現に、去年まで長らく低迷していた広島東洋カープは、そうして復調して来たのではないだろうか。大きな事は申せないが、ライバル球団に学ぶ事も、少しは必要な感じもする所だ。
とに角、これから中日Dに求められるのは、リーグ優勝の目標は勿論、当面は3位以上のAクラス定着を確実にする事だろう。落合~谷繁ラインによる新執行部の強い取組みを望むと共に、応援する我々も、少なくとも暫くは、その方針を静かに見守りたい、と今は思う。