Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

森林鉄道催事に行って来た

2013-10-20 12:37:35 | 旅行記

久し振りで、雨の日曜日となった。今朝、若干の買い物が必要となり外出した他は、ここまで主に在宅にて過ごしている。夕方、実家への往復予定だが、明日より又出番。なるべく疲れを取っておきたい所であります。又、悪友達や日頃お世話になっている医療関係各位の勧めもあり、今週後半、大腸健診を受ける予定もある。又も南方にては、大型台風が我が本土を窺っている気配があり、荒天にならない事を祈りたい所だが。

明日から臨時国会。この折に、過日も触れた国家特定秘密保護法制に関する案が審議される運びだが、条件付きながら賛成の俺としては、同盟国とのより良い外交面の連携が望める、適正な集団的自衛権の行使に道を開く事と共に、是非成立、それが無理ならせめて継続審議に持ち込んで頂きたいと願っている。左派野党や護憲的法曹専門家の勢力より、反対意見が相次いでいる報にも接するが、連中の見解は、正直な所、戦後すぐより何も変わっていないのが実情ではないか。高度成長の頃の冷戦時代より、国際情勢は又変わり、最大の同盟国米合衆国を初め欧州、そしてアジア圏との向き合い方も、時代の変化に応じて見直しが行われなければならないはずで、その為に外交安保上、少なくとも当面は非公表としなければならない事項はどうしても存在する。国際関係の健全な維持発展の為にも、必要な秘密が守れないとあっては、我国の対外信用は地に落ちてしまい、国家としての存続すら危うくなるだろう。例えば数十年後を目途とした、秘密事項の原則事後公開のあり様も考えなければならないが。国民の「知る権利」やメディアの報道権との整合も、それは必要だろうが、短い期間でそれらをクリアし、強い姿勢にて法制化して頂きたいものである。「話にならない相手」はどこまで行っても話にならない。時間は限られるだろうが、少しでも必要性を認める民主、公明、維新、みんなの各党と、議論を煮詰め、より説得力のある取り決めを願いたいものである。

さて話は変わる。今月初の事だが、岐阜の悪友よりの情報を受け、長野県下は木曾町辺りに広く展開していた、旧木曾森林鉄道の保存行事を覗いて来た。1916=大正5年に初開通したこの小柄な鉄道線は、現在の農林水産省の外局、林野庁所管の複数の営林署による、国有林の木材搬出の為に建設されたもので、昔の筏流しによる運材より格段の輸送力向上をもたらし、山林開発に弾みをつけたのは良く知られる所。又、筏流しの様が、有名な民謡「木曾節」に歌われているのも有名な所であります。

創始期には米合衆国より、所謂軽便鉄道規格の小型蒸気機関車や貨車などが輸入され活躍。昭和期に入っては、我国の工業発展に伴い、木材輸送用のディーゼル機関車や運材貨車、林野職員の巡視の為の小型ガソリン動車、正式な営業ではなかったものの、地域住民の便宜を図っての乗用客車などが増車され、先の大戦中の苦難を越えて、戦後の高度成長期まで良く頑張ったと言う所だろう。高度成長期を過ぎると、我国の山間でも道路整備が徐々に進み、又、性能の良い大型トラックの開発普及に伴って、森林鉄道は使命を終える事となる。営業終了は1976=昭和51年で、丁度60年の歴史を積み重ねた事になる。

20世紀終盤になると、一度は廃れた森林鉄道を、地域の観光資源として生かそうとする機運が高まり、同じ木曽町内の赤沢森林鉄道が1987=昭和62年に観光路線として、冬場以外に一部の路線が再開している様だ。今回参ったのは、赤沢森林より少し離れた旧大滝森林鉄道の一部だった所で、国道19号沿いの木曾町の中心部よりやや西に入った所にある。現状は3年に一度の公開だそうで、廃止前現役だったガソリン、ディーゼルの各車両のデモ走行や人数限定の体験乗車会、史料展示や地元特産品の販売などもあって、親子連れや鉄道愛好者をメインに中々賑わっていた。ご存じの方もあろうが、木曽路は雨の風情も中々で、出かける前は、俺も「木曾なら降られても仕方ないか」と思いもしたものだが、開けてみればまず上々の秋晴れ。悪友と共に、日頃の行いがまあ良かったのが報われた形で、概ね良い気分で見物ができたと思う。これは、当日訪れていた各位の、無理のないまずは良好なマナーに支えられていた所も大きいだろう。この様な催事がこれからも維持され、まずは毎秋、そして赤沢森林同様、冬場以外の通年動かせる様になれば良いと愚考する次第である。

Img_0734

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プロ野球中日、来季の態勢は | トップ | 病院にて »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
3年に一度の公開行事だったんですかー (mie...*)
2013-10-25 00:36:47
持つべきものは友達と言います
素敵な情報を教えて頂き良かったですね^_^

あ、検査はどうでしたか?
なかなか病院で検査受けるって億劫になりがちですが
早期発見が大事ですから、、、。
返信する
ミーSAN、今回もご多忙中のご見解を有難ううござい... (HAKASE(jnkt32))
2013-10-25 09:10:51
拙検査の件にては、ご心配をおかけしました。
まずご報告ですが、お陰様で目立った異常はありませんでした。
ただ、拙方も既に後半生。数年毎に受診すべきとも心得ますね。
岐阜の悪友よりの、長野県下の森林鉄道催事の情報は、
3年に一度しかないだけに、本当に有難かったです。
想えば、検査を勧めてくれたのも彼でして、併せて感謝致す次第。
「持つべきは・・」のお言葉を、改めて噛みしめている所であります。
叶うなら、この鉄道催事、少なくとも毎年秋にできるように
すると良い所ですが。
まずは、お礼まで。今冬の訪れは突然の様です。改めて、お互い
健康安全留意にて。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅行記」カテゴリの最新記事