生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

「わが旅路の歌」を読んで

2007-06-04 13:33:43 | 読書

わが旅路の歌―創作讃美の実際と宣教の現状―
(佐藤一枝編・著 一粒社)を読みました。先月出版されたばかりの本です。佐藤一枝姉とは日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)でご一緒させていただいています。(クリスチャンは主にあって兄弟姉妹ということで、兄、姉と呼んでいます)
佐藤姉はカンタータや数々の聖歌を作詞、訳詞されています。現在80歳になられますが、姿勢も歩き方も若い人のようで、講演や取材など幅広く活躍されています。


JCPのHPにこの本の紹介文を書かせていただくことになりました。2005年11月に出版された佐藤姉の「喜び歌いつつ御前に来たれ」についても書かせていただきましたが、紹介文を書くのはなかなか難しいです。
書くためには内容をしっかりと把握しなければならないので、線を引きつつ真剣に読みます。的はずれな読み方になっていないか不安なので、もう一度読み返します。そして書き始めるのですが、今回は感想文のようになってしまいました。というのは、何箇所かで感動して、そのことを書かずにはいられなかったからです。
拙い紹介文ですが、佐藤姉がとても喜んで下さったので嬉しかったです。


作詞されるときの困難は、わたしが作品を生み出すときの苦しみと相通じるものがあります。祈りの中から賛美を生み出していく姿勢には教えられました。

その紹介文をここに掲載させていただきます。

「喜び歌いつつ御前に来たれ」の続編ともいえる本で、2007年5月1日に出版されました。
1章には佐藤一枝姉が作った賛美の詞や聖書カンタータの詞が掲載されています。作品の背景や土壌となった信仰を伺わせる文章に心打たれます。
故古山洋右牧師の「私たちが神に対してなし得る最高の奉仕、実はそれは賛美なのです」という言葉が引用されていますが、賛美と祈りが切り離せないこと、祈りの中から作品が生まれてくることが示されています。
2章は『日本ウィクリフ聖書翻訳協会』の総主事、永井敏夫牧師との対談。井上義実牧師の書かれた青年宣教の現状と展望が掲載されています。
3章は日本クリスチャン・ペンクラブの理事長池田勇人師の詩。中年伝道合唱団「ディープリバーズ」の高松明氏の証。4章は佐藤姉が『千葉英和高校』で創立者中田羽後師のことを語られたことなど。5章は佐藤姉の短歌と証がさわやかな文章で綴られており、心温まる内容です。


この本の購入先、値段等はJCPのHP(ブックマークにあります)、本の紹介ページに載せています。ご覧下さい。

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