悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

ボランティア

2008-08-01 20:55:02 | Weblog
 私も属しているサークルのことなので大きな声では言えないのですが、ボランティア活動でのトラブルについて考えさせられた。

 ある行事で些細なことからボランティアで提供している労務作業をやめる、と言い出したリーダー。その時の話し合いでそのリーダーの「手伝ってやっている―」という態度が強すぎて、不愉快だったという話を聞いた。

 今回は予定通り引き受けるという結論になったで良かったのだが、そのサークルの一員としては恥ずかしい。人気が出ると思い上がる、驕りということもあるが、奉仕を楽しむ―の気持ちを忘れたくない。

 私は常々ボランテイアは「やらしていただいている」の精神が必要だと思っている。スクールガードも子ども達から元気を貰えるからだし、防犯パトロールも歩くことによって健康と仲間達との付き合いを深められる、さらに近所の人たちとの親睦の輪も広がっていくのが楽しいので参加している。

 気障な言い方かもしれないし、良い格好をしすぎると思われるかも分からない。でもその考えに徹するから嵐でも暑い日でもいやだ、辛いと思うことなく活動が続けられる。「やってやっている」は絶対に避けなければならない態度であり考えだ。

 札幌に難しい店主のラーメン屋がある。そのオーナーが気に食わなければ帰れ!という態度。浅草のすし屋「H」も客を客と思っていない。いつも満員。一晩に2回の時間予約制で客を店へ詰め込んでいく。飲み物の注文は料理の出る前だけで追加はダメ、料理も決まったコースで食べ終わると入れ替えになる。「うちの店は美味いんだから文句を言わずに食べろ!」という態度。安くて美味しい店だが二度と行きたいとは思わない。

 そんな商売をしている店とは違うボランティア活動。「やってやる―」のボランティアでは受ける方が迷惑。相手の声を謙虚に聞けないなら止めたほうが良いと思うのだが。
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