悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

若い人の前向きな考え

2019-02-17 19:19:53 | Weblog
 2月3日に行った井野小学校区まちづくり協議会の防災訓練、「避難所生活リアル体験会」のアンケート資料をいただきました。素晴らしいのは参加者の年代別に意見を列記していることです。

 私たち小竹小学校区まちづくり協議会の防災訓練は参加者の平均年齢が高いので、意見は前向きなものの方が少ないのですが、今回のアンケートで30代、40代の人たちの意見がとても参考になりました。

 寒いこと、体育館の床にビニールシートを敷いて座ることなど厳しい避難所の状況を理解して、在宅避難の重要性を理解しています。子どもが走り回るなど周りに迷惑を掛けるので、食料を備蓄して家で過ごせるようにしたいという意見を数人が書いています。

 それでも避難所に来なければならないときもあるでしょう。できればそんな時は子どもたちを別の部屋に入れて、遊ばせてやりたいという意見もありました。「うるさい」というトラブルを避けるためには必要でしょう。

 参加者の参加を求めたのですが、実際の運営委員会は自治会の役員など高齢者が多かったのです。これに対して実際の災害時にはもっと若い人や女性を活用して欲しいとも言います。頼もしい意見です。訓練とは違い、いざとなったら避難した若い人たちが手を上げてくれるでしょう。心強く感じます。

 自治会の中の付き合いももっと広げたいという意見もあります。子どもを通じた学校での付き合いだけでなく、地域社会での輪が広がってくれたら素晴らしいと思います。炊き出し訓練もやってみてその大変さが分かったと言います。現場で“やってみること”です。改めて素晴らしい訓練だったと拍手を送ります。
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