防犯ネットワークの総会

　さくら防犯パトロールネットワークの総会でした。音楽ホールと違って椅子を並べたりプロジェクターの準備などの作業があるので開会3時間前に会場へ行ったのですが、市役所危機管理室の方々がそれより早くから仕事をしてくれたので、昼にはすべて準備完了です。ありがとうございました。

　出席者は防犯団体の方が130名ほど、運営委員や市役所、警察の方々、それに来賓を含めると160名を超えます。私は今年も司会を担当しましたがやはり緊張します。一方慣れもあって準備の手抜きがいくつかありました。

　いくつかの質問があったので1時間の予定を少し超えましたが、議事は滞りなく終わりました。警察署長の挨拶で1月から5月までの犯罪認知件数は大幅に減少しているが、「電話de詐欺」は件数こそ減少したが被害金額は増えているとの話がありました。一番の予防策は録音装置付きの電話機に交換することです。これからも啓発していきます。

　第2部の講演は佐倉警察署刑事第2課の課長の「暴力団の現状について」でした。DVDを使って紛失してスマホを拾ったのが暴力団の男だったことによる被害、差別対策の本の購入強要、さらに交通事故の時に警察へ届けなかったことから起きるトラブルなどの話でした。

　「私は大丈夫」と言って自分の問題として受け止める人が少ないのは、「電話de詐欺」だけではないのです。詐欺だけではなく事故などでも金品を要求される、脅かされることはあるのです。そんな時は迷わずに警察に連絡することです。

　また会話を録音しておくことも大事だと言います。相手に録音しますからと伝えるだけで効果があるそうです。防災の備えと同じように犯罪、事故も自分の問題として考えることが必要です。