悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

60年に1度のご本尊ご開帳

2018-05-06 20:01:38 | Weblog
 井野の千手院で60年に一度の秘仏、ご本尊千手観音ご開帳の法要が行われました。午前中の盛大だった祭礼には間に合いませんでしたが、千手観音菩薩を間近で拝ませてもらいました。慈悲に満ちた優しいお顔の観音さまでした。

 千手院は奈良時代、第45代聖武天皇の天平年間に千手観音一体を現在の臼井の精舎に安置されたと伝えられていまから、開山1300年になるそうです。

 本堂に上がったのは初めてでした。真言宗豊山派ですから成田山と同じようにご本尊前の護摩壇でお護摩を焚きます。私がウオーキングをしていたころは古寺然としていたのですが、改築されて厳かさを増したお寺になりました。

 この千手院の鐘楼は大晦日に108つに制限しないで突かせてくれるそうです。騒音のクレームがついて108で打ち止めにする寺院があるだけに、貴重なお寺です。私とは宗派は違いますが、もとは同じお釈迦様ですから臨時洲の宝樹院とともに宗派に関わりなくお参りしています。

 まちづくり協議会の広報誌にご開帳の案内を載せたので、理事の方が数人見えていました。このお寺は先崎の正覚寺、小竹の西福寺を門徒としていますので、現在は住職が不在の西福寺の檀家は千手院で仏事を行います。そんなことで小竹の方の姿もありました。

 樹齢600年で市の保存樹も見ものです。ご開帳は今月21日まで行われていますので、お参りされてはいかがでしょう。私はゴールデンウイークの最終日を厳粛な気持ちで過ごしました。
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