ラジオ体操の指導者講習会に参加

　今更ラジオ体操の講習会に何で参加するの？と言われながら、全国ラジオ体操連盟と簡易保険が行う指導者講習会を受けた。講師はNHKテレビ・ラジオ体操に出演している多胡先生と、テレビ体操のアシスタント6人のうちの一人、天井澤さんだった。

　私は毎朝ストレッチの後にラジオ体操第1と第2をしているし、第１体操については本とDVDもあるので自分ではほぼ間違いなくできていると思っていた。ところが先生から一つ一つの体操について、その動きはどの筋肉のためにやるのかという説明を聞くと、我流とはずいぶん違う。

　特に第2体操は理解出来ていないところが多く勉強になった。夏休みに自治会まちを守る会のラジオ体操会を行うので、リーダーとして正しい体操ができるようにしておきたい。また基本や目的をほとんど知らない「みんなの体操」は、今回の講習を機会にしっかりと覚えたい。

　体操会でリーダーは集まった人たちと対面して体操をするが、同じように動くとみんなと逆の動きになってしまう。そこで体操をするとその人たちに合わせるために、リーダーは左右を逆にして行うのだという。これは難しい。それでも2時間半の講習が終わるころには何とかできるようになった。

　リーダーとして皆の前で行うのは夏休みだけだから、毎日の体操を左右逆にする必要はない。身体で覚えているとは思うのだが、明日から自宅でするときに左右どちらが正しいのか分からなくなってしまいそうだ。

　正しいラジオ体操を覚えても他人に強要するつもりはない。若いアシスタントの女性のようにはできないが、私の体操を見て関心のある人が真似をしてくれれば良いと思っている。それにしてもアシスタントの動きは緩急がはっきりとしているしきれいだ。勉強になった。