文芸春秋4月号に「第二の敗戦、団塊こそ戦犯だ」という厳しい記事が載っている。バブルの崩壊、リーマンショック、東日本大震災など相次ぐ危機に、団塊世代はリーダーシップを発揮できなかった、と厳しい特集だ。
記事に関心のある方は読んでいただくとして、私たちの周囲でも団塊の世代がそれまでの世代と何かが違うと感じている人は多い。おやじの食事学同好会という私の参加しているサークルは、料理を作る毎月の例会のほかに年間10回ほどのボランティアを行っている。
ボランティアは障がい者施設のお祭りに出店して手打ちうどんを提供したり、春の花見会と秋の芋煮会に養護や障がい者の施設の方々と、独居の高齢者を招いてパーティを開いたりしている。またミニさくらと言って子どもたちが運営する社会体験で、うどんを子どもたちに作らせるなどの手伝いもある。
これらのボランティア活動が嫌われるらしく、最近はしづ市民大学(公民館の主催)のおやじの食事学講座を修了しても、私たちの同好会に加入する人がほとんどいない。料理を作って楽しむだけのサークルを選ぶらしい。
同じように長年特別養護施設で月に2回喫茶を開いて入居者の話し相手になったり、施設が行う催しのお手伝いをしたり、また洗濯物の片付けなどを行ってきたJ会が、後継者不足で解散しなければならない危機に瀕しているという。
月に1回コミュニティセンターの調理室でお弁当を作って独居老人に届けているWの会も、後継者が入らず人手不足に悩んでいる。60歳台の人を望んでいるのだが入ってくる人がいないため、それぞれの会やサークルは平均年齢が70歳前後と高齢化している。
月刊誌が特集記事で取り上げるように、育った時代の違いで人間の生き方が違うのだろう。私も「団塊世代の人たちはボランティアに関心がない」という声をよく聞く。
記事に関心のある方は読んでいただくとして、私たちの周囲でも団塊の世代がそれまでの世代と何かが違うと感じている人は多い。おやじの食事学同好会という私の参加しているサークルは、料理を作る毎月の例会のほかに年間10回ほどのボランティアを行っている。
ボランティアは障がい者施設のお祭りに出店して手打ちうどんを提供したり、春の花見会と秋の芋煮会に養護や障がい者の施設の方々と、独居の高齢者を招いてパーティを開いたりしている。またミニさくらと言って子どもたちが運営する社会体験で、うどんを子どもたちに作らせるなどの手伝いもある。
これらのボランティア活動が嫌われるらしく、最近はしづ市民大学(公民館の主催)のおやじの食事学講座を修了しても、私たちの同好会に加入する人がほとんどいない。料理を作って楽しむだけのサークルを選ぶらしい。
同じように長年特別養護施設で月に2回喫茶を開いて入居者の話し相手になったり、施設が行う催しのお手伝いをしたり、また洗濯物の片付けなどを行ってきたJ会が、後継者不足で解散しなければならない危機に瀕しているという。
月に1回コミュニティセンターの調理室でお弁当を作って独居老人に届けているWの会も、後継者が入らず人手不足に悩んでいる。60歳台の人を望んでいるのだが入ってくる人がいないため、それぞれの会やサークルは平均年齢が70歳前後と高齢化している。
月刊誌が特集記事で取り上げるように、育った時代の違いで人間の生き方が違うのだろう。私も「団塊世代の人たちはボランティアに関心がない」という声をよく聞く。