彼岸花が満開を過ぎてやっと児童の田んぼは稲刈りが終った。雨の予報もあったが、当初予定から2週間遅れているので、雨が降っても合羽を着て実施してしまう予定だった。晴れてくれて助かった。
雨だったら参加できなかった児童も、稲刈りをして自分達が種から育てた米を実感することができた。児童が刈取り、私たち協力者がそれを束ねる分業制で進めたが、24日に準備日として児童抜きで刈取りを終え、オダ掛けしておいた分の脱穀も合わせて行った。
隣の田ではコンバインを使って収穫をしていた。刈取りから脱穀までを短時間で済ませてしまう機械の威力も見ることができた。昔ながらの手作業と比べて子どもたちは何を感じただろう。
昨年は籾が小さくて玄米ベースで263Kg,白米にして234Kgだったが、今年は実の付がよいのでこれを超えるだろう。
新米は学校で給食にも使うが、余剰分は地区社協のふくしまつりで「小竹っ子米」として販売してもらう予定だ。これは地区社協から協力の見返りとしてお願いしたのだが、2Kgを800円くらいで販売すれば、お米の味が分かる人に喜んでもらえると思う。
学校は年末に行う餅つき大会に使うもち米が欲しいので、米の販売代金はその購入代と来年の米作りの費用に充てる。小学生が作った米を販売することに疑問を持つ人もいるが、そこはもち米との物々交換と考えればよいのではないか?
今日の刈取り分の脱穀、籾摺り、精米まで10日は掛かるだろうから新米を私たちが試食できるのは10月中旬になる。